166のヒーターホース交換

ヒーターホースってラジエターホース以外のほとんどのホースに使われる気がするのですが
今回はまさしくヒーターコアに行くホースです

もうめちゃくっちゃ前に預かっていた前期166

ヒーターコアから冷却水がダダもれになってレッカー車で入庫したのですが
部品が見つからずペンディングになっていましたが、世界は広いものでマイナーな商品ながら社外部品としてクロアチアで細々(?)販売されていました。
そういえばクロアチアのザグレブでアイアンメイデンのスティーブハリスに元メンバーのポールディアノが会ったって報道がありました
僕も彼の膝の手術費用の寄付をしましたが、その手術をクロアチアで受けるために来ていたそうです

166のヒーターホースは2本、サーモスタットからサブタンク下側と上側に経由しながら車内のヒーターコアに行くのですが、そのうちの1本に大きな穴が開いて漏水となったのです

まずはこの隔壁あるホースのガイドを外すことでホースが露出します
とはいえ、それが大変

オルタネーターやスターターモータのぶっとい配線を隔壁の裏表を外します
ブレーキフルードのタンクも外してなるべくスペースを作ります

かなり端折りましたがなんとか外せました

すごーく古そうな外した部品

こちらこれからのヒーターを担う社外部品。
これがなかなか優れものでした

このホースは向きが命なのです。

全てを避けてヒーターコアの入り口にぴたっと来るのは芸術的ですらあります
余談ですが、このコアのぶぶん、車両中央の谷になっていますが、絶妙のコントロールで、上から水をかけてもヒーターコアのほうに水が行かない仕組みなんですよ
全て車両前方の低いところに行って、例のダストシューターから出て行くのです

続いて上側のホースを付けます。

ガイドも取り付けてどんどん組み付けます

見た目の良し悪しはあるにせよ、素晴らしい商品であることは間違いありません。
最近、部品が手に入らない事に起因する廃車の機器を迎えるクルマを実に良く耳にします

これも同じで、いろいろ探してマーチンさんからのレコマンデッドで買いました

こうしてまーたまた一台、直しちゃったものなあ~

クロアチアと言うと昔、紛争があった国、サッカーが強い、そしてミルコクロコップですが、マーチンさんによると実際は今や観光立国で、東欧の憧れのリゾート地なんだそうです。キレイな海、きれいな山、自然、そしてきれいなねーちゃんがいっぱいいるそうです
自動車も、ひいてはアルファロメオも多く走っているのでしょうね。
知らない世界は面白いですね

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

前の記事

俺のゴールデンウイーク

次の記事

The failure kingdom strikes back