旅立ちの歌

今から4年ほど前に買った166が今、ものすごい勢いで整備しています。

そのクルマはそれまでも結構な量の作業をして、今日に至るのですがその頃の思い出を少し

美しいホワイトパールの車体。輝きは今ももちろん褪せません。
当時の記録を見るといっぱい166を触ってます。
あれから4年、持っていた殆どの166は新しいユーザーの元に行ってしまいました。

この166はごく初期の1-2年だけ販売されていたオーロラと呼ばれるボディカラーで、ヌヴォラブルーよりもどちらかと言えば大人し目のヌヴォラカラーですが、そこはイタリア車、何とも言えない青味が、ただのホワイトパールではない雰囲気を醸します

しかし長らく完成の日の目を見ることなく今日に至りましたが、なぜか急展開がありました
まあ、詳しい事は後回しにしてまずは成立ちを見てみましょう

まずはMPIにやってきたとき

真のオーロラカラー: 超・救世主のブログ (messiah6551.sblo.jp)

まだまだ前のブログ「超・救世主」時代でした。ちなみに今は超・救世主RXですから
来たときはヒドイ有様でした。まさしく捨て猫状態

ラジエターを交換し

アルファロメオ166 ラジエター交換: 超・救世主のブログ (messiah6551.sblo.jp)

ヘッドライトはイギリス仕様の新品を入れたり

商品車 アルファロメオ166: 超・救世主のブログ (messiah6551.sblo.jp)

補修塗装をしたり

オーロラの166、塗装編: 超・救世主のブログ (messiah6551.sblo.jp)

オーロラの166 その後: 超・救世主のブログ (messiah6551.sblo.jp)

ドアのハンドルを交換したりもしました

部品部品と言うけれど: 超・救世主のブログ (messiah6551.sblo.jp)

こうして殆どカタチになったオーロラはここまでの総集編として記事になりました

商品車 アルファロメオ166 オーロラ: 超・救世主のブログ (messiah6551.sblo.jp)

それでも尚、このクルマは手加減無しで僕らにケンカを売ってきました。

この整備の続きはまた次回にしましょう

しかし、商品化で手がかかるとそのクルマが愛おしくなってくるのですよ。
よくサイトでクルマを嫁がせるなどとキモチ悪い言い回しをする人がいますが、ぼくは全くそんな言い回しをすることはなく
ただ連綿と続く作業の山をこなしていくのです。

でも、そのかかり切りで作業を終えて、手元から無くなるクルマを見送った後はどこか寂しく、彼の地でもかわいがってもらえるだろうか?
大事に乗ってもらえるだろうか? 壊れたらちゃんと直してくれるだろうかなどと老婆心ながら思ってしまうのです。

それゆえ、良く自分の女房や家族を貶すような言い方をする方がいますが、僕は開口一番、短所だけをあげつらうような人を見ると腹が立ちます。喜ばれるだろうと思い、壊れませんようにと念を入れながら一生懸命整備しているのですから。幸いにして166を買って頂いたお客さんにそういう方はおられませんでしたが。

でもねそりゃ、お世辞にも良いクルマではないかもしれませんが、このスタイルを愛でて、使い勝手を愛でて、あなたのカーライフを楽しくできるようなクルマであると思っています。

せっかくの旅立ちなので、旅立ちの歌と言えばこれですね
卒業式でよく歌われる旅立ちの日に…. ではなくちゅ 多様性。

なんでこれ~?

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

前の記事

続・イタリア車の矜持

次の記事

あなたにも一つあげたい