アンハッピーエンド。

先日、テージスの修理が終わり納車までをまとめた記事を書きましたが、実は続きがありました。
お客さんが乗って帰った夜こんな画像がメールで送られてきました….

ええ~っ!!!
そんなばかな!!

顔色が真っ青になります。

作業した時の画像を見ながら外したホース類のバンドを確認します。
ユーザーも上から見ただけでは解らないとのこと

しかも盛大に漏れています。
作業後もかなり長い時間、アイドリングや試乗を繰り返しています。
さらには圧力テストまで行っています。

まさしくそんなバカな…との思いが頭をよぎります。

後日送られてきたメールには動画が添付されていて

下手人はアッパーホースでした。バンドがスゴイ食い込んでいます。

しかも問題はこのアッパーホースがもう手に入らないという事です。
う~ん、アッパーホースが破れてクルマ買い替え?そんな聞いた事もない理由で買い替えは考えられません。

何より、連続で2回ラジエーターホース外しています。僕が締めすぎたの??
なんか申し訳ないキモチでいっぱいです

しかも次に送られてきたメールには

なんと中でラジエーターに嵌るフィッティングが途中で折れているではありませんか…

万事休すでしょうか?
ポーランドに中古品の手配をかけつつ部品を手配するか相談していたところ
ユーザーの方が個人輸入で違うクルマのホースを買ったので、それが合うか確認してみる
とのこと

すごーい

これらを組み合わせて、うまく直したそうです。
良かった~、九死に一生を得ました…

あー、いやいや良くない。
って僕が締めすぎて壊しちゃったのかな? 
でもよーく考えたら、前回の修理も今回の修理もラジエーター側でアッパーホースを外す必要はなかったので、誰も触ってないはず…
ってことは?

なんかデビッドキングのミストって映画を見た気分です…..

こういう事って結構あるのですよ

あ~い とぅいま….

怒られてしまうわ!

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アンハッピーエンド。”へ3件のコメント

  1. 加瀬 より:

    一難去ってまた一難。
    車も人間も知らないうちに経年劣化進んでいて、突然発症。
    不可抗力ってやつですね。
    難攻不落な箇所では無いので全然大丈夫です。

    この後も右後輪パンク、左キセノン電球、ワイパーブレード・・・・
    いやな星回りに入ってきました。筋肉痛です。

    1. mpi-bp より:

      なかなか難しいクルマですねえ。MPIにいる長患いのテージスもまたなかなか治らず苦労が絶えません。好きなクルマに乗ることの楽しさと、古いクルマに乗るつらさ。クルマはいろいろ教えてくれますね。

      1. 加瀬 より:

        -続報- アンハッピーはエンドでは無かった

        この次の日にエアコン効かなくなりました。
        エアコンだけなので近くの電装系修理工場に持って行ったところ、
        ”コンプレッサーが壊れています。新品が手に入らないのでリビルドになりますが”と連絡が。
        5年前に交換した際にDENSO製よりマレリ製の方が安かったのでマレリにしたのが仇と出てしまったのか…
        DENSO製コンプレッサをリトアニアから個人輸入し修理続行。
        そしてまたすぐに”タイロッドエンドブーツが破れてます、部品が現時点で見つからない…”とアンハッピーの連鎖が。
        これはアルファのがきっと使えそうなので国内で調達し渡し…、ハッピーを夢見て部品商化しています。
        それにしても日本国の没落でユーロが激高なこのご時世辛いですね。

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