Paypal無き世界

インターネットは本当に世の中を変えました。
前はバンクトランスファーしかできなかったことをいとも簡単に、メールアドレスだけでお金をいくらでも送授金できるのですから。

しかし、その日は突然やってきたのですよ。

いつもの通り仕入をPaypal で決済しようとしたら、決済できない旨の小さな字のメッセージがポップアップしてきました。
目が悪いので、たいして内容を見ないのですが、どうせカード会社のAIのオートセキュリティで支払いを拒否したのだろうと
不正利用を疑うAIが取引を巡回しながら怪しい取引や相手を見つけて、まるで嫌がらせのように払いを止めるのです。
しかし、カード番号の直接打ち込みなら、スマホに「これはあなたの取引ですか~?」ってメールが来るのですが、Paypalだからか、メールもきません。

翌日の日中、カードのヘルプデスクに電話をすると、担当の女性は、PaypalとApple payの不正利用が異様に多く
重点的にセキュリティを強化しているそうで、解除しましたので30分後くらいにもう一度支払いしてみてくださいとのこと。

そしてそれから30分後どころか3時間後。もう一度Paypal で支払おうとすると、やはり同じ画面で出来ない旨のメッセージが流れて、取引が完了しないのです。

しょうがない、ほんとうに久しぶりのPaypalのカスタマーに問い合わせることに

Paypalのカスタマーは比較的すぐにつながり、状況を説明するうち、ベルのマークにメッセージがあることを示す、マークがあるのに気が付きました。
電話の向こうでもほぼ同じことを説明してくれています。
要は本人確認をするのです。
思えば、しょっちゅうPaypalから、何か確認がどうのと書いたメールが来ていて、すべてスパムだと廃棄していました。

さらに、今後必要なステップを教えてくれました。
まずマイナンバーカードか、マイナンバーが載った住民票と免許証を用意して2段階認証を申し込めば、それほど時間がかからずに認証されますとのことでした。
別に差別するつもりは毛頭ないのだけど、かなり外国人訛りの日本語をしゃべる妙に丁寧な口調の女性担当者
それにマイナンバーの載った住民票と運転免許証をスキャンして、サイトの専用ページから送信してくれと言う、まことしやかにいかがわしいサイトの話と全く瓜二つ…

本当に信じて良いのだろうか?と思いながら、本日市役所に行って、マイナンバー入り住民票をもらって
免許証を持って、スキャナーの前に。
どちらも読み込ませて、サイトのページに添付しておしまい

すると本日、22時18分、ロック解除のお知らせメールが来ました。
その間も数回Paypalを使いたいシチュエーションがありましたが、すべて先送りにして本日。
久しぶりの円安水準。
一気に2-3円近く円安に振れてしまいました。
早速送金しましたが、どうやら本物だったようでした

ああ、不便だった数日間でした

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