件の問題について

世の中ではビッグモーターの保険金請求不正問題でもちきりです
今日は東京海上HDの永野会長が通常のビジネスの常識を超えているなどとする談話を発表していますが
僕は何気に保険会社に全く落ち度がないかと言えば、そんな事は無いようにも思います。

偉そうなことを書くことも知った口をきくつもりもありません。ましてや犯罪行為に近い不正請求を肯定するつもりなど毛頭ございません
しかし、保険会社もひどい物です。保険金の支払いを減らす為ならウソもほいほいつきます。

割と最近まで正々堂々と工場から出す代車に消費税は付きません。ときりりと言い放っていました。
何故つかないかと聞くと、工場から出す代車はお礼なので、お礼に消費税は付きません

と、しかし、後にこれは突然手のひら返しで消費税を認めるようになるのですが、認めるようになると
逆に代車代に消費税を忘れていますよ、なんて言い出す始末。

あなたにも過失があるので代車代は出ません。とか クルマは古いので損害額は新車の10%までしか出ません。

未だにこういったウソをよく聞きます

そもそも、僕の記憶が正しく、かつ世の中がアップデートしていなければ、自動車の修理指数は保険会社が独自に作った自研センターなる機関で決めています。
実際に作業する板金修理業者は指数の作成に介在しません。
また自研センターは完全なる保険会社の外郭団体で、東京海上の敷地にあります。
保険会社が主導して物事を決める不公平さは常軌を逸していて、支払いの渋さは枚挙に暇がありません。
過去数十年に渡り遡るとたびたび独占禁止法違反の疑いの警告を受けています
PCのキーボードを叩けば星の数ほど、修理における保険会社への苦情が出てきます。

結局、作業してもちっとも儲からないのです。
そこで悪事の工夫をするのが正しいとは思えませんが
余りに理不尽な印象を覚えることは1度や2度ではありません。
それはひいては保険契約者または被害者の利益を奪い、保険料が高くなることを助長し、保険を使わさない抑止力にベクトルを向かわせる事を示唆します。

保険会社は皆から集めた保険料が保険金として払わなければほとんど利益になります。仕入れは殆どありませんから(再保険を仕入れとみるかは?)
それならば、なるべく払わないようにすればいいのです。
これって、ビッグモーターの話に似ていませんか?
彼らは、儲けを出すために無理なノルマを作って、結果として現場が不正に走り悪事が白日の下にさらされてしまったと

ビッグモーターはひでえ会社だな、もう信用はガタ落ちだなと報道で見ているだけでは、事故に遭ったときに、その保険会社からヒドイ目に遭わされるかもしれませんよ


あくまで僕の私見ですから

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