ムルティプラ復活計画 そのマイナス0.9

来る日も来る日もレッカーが入ってきます

クルマにはそれぞれ背景があって、クルマの数だけドラマがあったりします。
愛のカタチは人それぞれ違いますが、僕の所に入って来るクルマは可愛がられているクルマばかりが入ってきます。
しかし、クルマは必ずしも修理がうまく行くとは限らずいろいろな理由で別れが待っている場合があります。
僕らはいろいろな方に喜んでいただけるように一生懸命作業をしますが、残念ながら結果が伴わず、結果手放されたり、ヨソの工場で修理されたりとさまざまな理由によりユーザーが再び喜んで乗って帰る事がないクルマも、実は多々あります。
それでも悲しみをチカラに変えて前進して行かないとまた、次のクルマが入ってくるのです。

このクルマもかつては愛されて、やがてもう当人の限界を迎えたのか、今、縁あって僕の元にいます。

その老化を抗うかのように、所々でその片鱗を見ることができます。

やけにアッパーマウントがキレイだなと思ったら、社外のショックアブソーバーが入っていました

今回は、フードだけでなく両方のフェンダーに色をぼかす為に、ヘッドライトを外します。
ライトを外さないとマスキングできないからです。他にもライトには社外のHIDが組んであるので、それもいらないかな?という事でバンパーを外してしまいます。
見える部分のボルトを全部外したらフェンダー内部の隠しボルトを外します。

まずはサイドマーカーレンズを外します。昔メルセデスや三菱のクルマにあった後ろからバネで止めているタイプ

その中に1本

ライナー側からフェンダーに下から上に止めているボルトが一本あります

比較的かんたんに外れます

あとはフェンダーのウインカーレンズを外します。

このビーチクみたいなレンズは

片方がスプリングに、もう片方は引っ掛かっているだけなので、ここを薄いヘラなどで押してやると簡単に取れます。
何度もやっているとプラスチックの変質によりスプリングが折れます。

と言うことでムルティプラはここまで~

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