クアトロポルテ ATフルード交換再び

先日記事にした139のクアトロポルテ。今回は全開に引き続き、ATFを交換します。
それではいってみよ!

このところATF交換を立て続けにやっているから、もう見たからいいよと言う諸兄にはもう少しお付き合い

だから脱着もテキパキ進みます。
しかしATのオイルパン外して見てみたら大変なことに!鉄粉の層ができています。

心臓に悪いので診ない事にして、フィルターも真っ黒、漆黒です。

本当は銀色なのに真っ黒で、そういう部品かと思う程。

ひとしきり、ヘドロを拭いたら、さらにきれいに洗います。

ボルトもオイルパンも洗浄は基本的に灯油です。

ぴかぴかのオイルフィルターを取り付けます。

この筒の上のガスケットが車体に残るので交換するときには古い方のフィルターのガスケットを確認しないと大変な事になります。

オイルパンを取り付けている間にATFをチェンジャーに吸わせます。

4Lほど吸わせてエンジンをかけます。

温度の上昇をモニターします

まあ、これは冷間で

オーバーフロータイプなのでじとーっとあふれてくるATFを見ながらドレンを入れるその時を待ちます

じたーっと出ているのが分かります。

その時は来ました。キャプテン「主舵いっぱーい」

これでフタをしたらOKです。

さらにこの後、ドライブベルトの交換をします。このマセラティ、2本のベルトでオルタネーターやエアコンなどを回すドライブベルトと、タイミングチェーン車なので、ウオーターポンプを違うベルトで回しています。そのウオポンベルトは、この時代でありながら既にストレッチベルトを使っています
ストレッチベルトとは、通常のベルトはテンショナーやオルタネーターなどのボルトを緩めたりして、ベルトの張力を緩めてからベルトを脱着する仕組みなのですが、ストレッチベルトは緩ませる機構を持たない為に、無理やりその間にベルトを入れる物なのです。なので通常のベルトより少しだけ柔らかいのですが、今回は入りましたが、特殊工具や専用工具は合わずに使えず。文字通り、本当に無理くり入れました。

まあまあ長いベルトです。

なので新しいベルトを入れる時もめちゃくちゃたいへん。

またしても2プラトンでどうにか入りました。そして難敵、ストレッチベルトです

本当に、本当に無理やり入れましたよ

外したベルトはもうひん死の状態。良いタイミングでベルト交換ができましたね

外したエアクリーナーケースなどを戻します。
何から何まで大変なマセラティ。

こうして夜が更けていくのですね~

そして納車にこぎつけました

ご利用いただきありがとうございました。

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