Over the sea and far away

昨年の秋の話になるのですが、ある一通のメールから始まりました。
関西にお住まいの方からランチアの修理の相談を受けまして。
新車で購入してずっと面倒を見てくれていたディーラーから部品が無い事ので修理はできないと断られ、長らく車検が切れて
再び車検を取って乗りたい旨のメールをいただきました。

それはなんとカッパのスポーツワゴンでした。
おそらく、日本にそうなんだいも無いかなり珍しい物で、年式から伺うに後期のカッパなようでした。

やがて、MPIにいらして頂いて、あれこれ打ち合わせの末に、MPIでの修理の依頼をいただきました。
遠く大阪湾から東京港へ、ちょうどこんな船に載せられて

そしてMPIにやってきたのです

なんとすごいデザイン。

リアビューの美しさは異次元です。

それもそのはず。デザインは(製造は)かのピニンファリーナ。

どこまでも素晴らしいカッパSWなのですが….

長らく、整備されなかったので、あちこちかなり傷んでいます。
エンジンは満足に6発火が飛んでおらず、足回りもかなり傷んでおります。
特にリアサスは何もしていないのにフルバンプ状態で、乗り心地もかなりマズイ状態です。
僕らはこれを仕上げて、車検を取得してお客さんの許に返すのですが…

そこから突然、忙しくなってしまい部品の発注は12月の初旬。
重い部品故に、むちゃくちゃ時間がかかって部品が来たのは1月の後半でした。
と、いう事で、このクルマ、どこまで修理するのでしょう。
お楽しみに

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