がんばるきもち

先日、新規のお客さんのプジョー5008のエアコンの不良を訴えて入庫しました
ありがたいことでございます。

プジョー5008。僕も短期間に乗ったシトロエンC4ピカソの兄弟車です。
見た目などは全く違いますが、あれこれ良く似ている部分もあります。
兄弟車だから当たり前か

早速フードの中をのぞいてみると

低圧パイプが全く冷たくありません。
何回も書いていますが、エアコンの原理は

1.エアコンガスをコンプレッサーで吸い込んで、圧縮し
2.高温になっているガスをクーラーコンデンサーで冷やすと液化し
3.エキスパンションバルブで液化したガスをエバポレーター内に霧化させて
4.気化熱で発生した冷機をエバポレーターをファンで仰いで冷たい風が車内に充満し
5.冷たく気化したガスはコンプレッサーに吸い込まれ、コンプレッサー本体も冷やす

このようなループを延々と繰り返すわけです
つまりキンキンに冷え切ったガスがコンプレッサーに吸い込まれて行くために、低圧パイプは結露して冷たくなっていないといけないのです

エアコンの故障はこのサイクルの中のどれかが問題を起こして効かなくなるのです。
知ってそうで意外にみんな知らないんですよ。

さっそくゲージを付けると
まるでコンプレッサーが言う事をききません
ははん、コンプレッサーの故障かあ、と踏みまして

まー、そうならコンプレッサー探しをば…

取引のある一般的な輸入車の部品屋さんの1つ目は無いと。2つ目はリビルドのコンプレッサーやオルタネーターなどを扱う問屋さん。3つ目に効いたICSであるも基本的に純正品

探し始めて時間がたってしまったのですが、その時に大事な事に気が付いたのです。

コンデンサーファンが回っていない。

このクルマはフードを開けるとだれでもわかるようなファンが無く、隠れたバンパー内に電動ファンがある、押し込み式の電動ファンです。
反対にエンジンルーム側にあるのは吸出し型とでも言いましょうか

通常、しかもこれほど暑い時期にエアコンのスイッチを入れた時から、コンデンサーファンが回って圧縮工程に行くのですが
それが無い。つまり、エアコンを動かそうという気がクルマ側に無いのです。
ふぁんが隠れた位置にあるので、気が付くのに時間がかかりました。

これも定番のトラブルです。
ずばり、電子制御式サーモスタットです。

ずいぶん前にサーモ交換したことがありますが、この作業性の悪さは天下一品で、かなりいろいろな部品を外さないと交換できません。

また続きは明日にでも….

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

前の記事

Long way to the resurrections 1

次の記事

Long way to the resurrections 2