Long way to the resurrections 2
フレームを切り落としたら、不必要な部分を切り取ります
このブログだけ見た人は何の車種かわからないかもしれませんが、アルファロメオ147なのでございます
新品のパネルを使うとバラバラに出るので、それぞれ必要な部分を遣えばいいのですが、今回は中古部品なのであれこれ付いた状態で、いるいらないを選別します
![](https://mpi-bp.com/wp-content/uploads/2022/08/RIMG7772-1024x768.jpg)
でも結構いっぱいパネルが点いているので、よく吟味している部分や要らない部分を分けて、また、必要な部分まで切らないように良く考えてマーキングします
![](https://mpi-bp.com/wp-content/uploads/2022/08/RIMG7775-1024x768.jpg)
たとえばこんな感じ
フレームは、当たり前ですが事故の際に乗員を守らねばならない部材なので、よく考えられて作られています
間違わないようによく見て作業します
下のイラストは純正部品のフレーム周りのイラストです
![](https://mpi-bp.com/wp-content/uploads/2022/08/emaps-1.jpg)
今、用意しているのは、部品としては2番と3番をくっつけた状態にあたります
![](https://mpi-bp.com/wp-content/uploads/2022/08/emaps.jpg)
ちなみにこのように半裁での供給もあるようですね。
下の車体からのパネルはイラストで言うところの1番になります。
![](https://mpi-bp.com/wp-content/uploads/2022/08/RIMG7776-1024x768.jpg)
残された部品との結合部分なども視野に入れて切らないと寸足らずになります。
![](https://mpi-bp.com/wp-content/uploads/2022/08/RIMG7805-1024x768.jpg)
![](https://mpi-bp.com/wp-content/uploads/2022/08/RIMG7806-1024x768.jpg)
![](https://mpi-bp.com/wp-content/uploads/2022/08/RIMG7807-1024x768.jpg)
この飛び出ている部分はフレームのインサイドリインフォースパネルです。
フレーム交換の際には、全部を突き合わせて、まっすぐ溶接する事はご法度で、互い違いに溶接しないといけないのです。
![](https://mpi-bp.com/wp-content/uploads/2022/08/RIMG7808-1024x768.jpg)
車両側のフレームもさらに調整して切り取っていきます
![](https://mpi-bp.com/wp-content/uploads/2022/08/RIMG7809-1024x768.jpg)
![](https://mpi-bp.com/wp-content/uploads/2022/08/RIMG7811-1024x768.jpg)
今回は先にインサイドパネルを溶接して、あとから切り落としたフレームアウターパネルをかぶせて溶接する手筈でまいります
![](https://mpi-bp.com/wp-content/uploads/2022/08/RIMG7813-1024x768.jpg)
![](https://mpi-bp.com/wp-content/uploads/2022/08/RIMG7814-1024x768.jpg)
ちょうどこんな感じになります。
翌日寸法測ってよければ溶接します