The curse is back.

あれこれ直してやっと本来の走りを取り戻したカングー
乗るのが実に楽しいです。

でも「出来た、ハイ納車」とやると再びトラブルが出るかもしれないので、しばらく試乗を繰り返して様子を見ないといけません

やはり「それ」は突然やってくるのです
試乗と称して通勤に使うのですが、朝、エンジンをかけようとするとエンジンがかからないのですよ
イモビライザー警告灯は消えています。診断機はクルマに載せっぱなしなのでさっそく覗いてみると

なんと今度はポンプのリレーです。
このクルマ、複雑にいろいろな故障が絡み合って本当に診断が難しいです。
過去の記録簿にディーラーで、アイドリング不良に対する整備の記述があったりして、以前からあまり良い状態ではなかったのかもしれません。
しかし、今回、何としても一掃すべくトラブルの掃討作戦が行われているので、ちょうどいい機会です。すべての故障を出し切ってもらおうじゃありませんか

Fと書かれたリレーがポンプリレーで、コンコンと刺激を加えたら何事もなくエンジンがかかりました。

部品はどんどん部品取り車から持ってきて、外した不良部品が部品取り車に戻されます
すると、みるみる部品取り車の調子が悪くなります。

ついにはあさイチにエンジンがかからなくなり、不良部品の裏付けが取れて実に面白い

しかしなんだか、エンジンをかける際にもう、かかる気がしないんですよ、すっかり怯えちゃって(笑)
ついにフィナーレかと思われた翌日、家のガレージで再びエンジンがかからなくなりました!

今回はスターターが回りません。タイトルにもある通り、「呪い」の呪縛から逃れる事ができません。
キーをひねるとすべてのウオーニングが消えるので、回そうとする気があるのに、スターターが回らない
すなわち、スターターモーターの不良?
診断機には何の故障コードも載ってきません。明らかに機械的なトラブルです

もう一度よく考えます。
ブレーキスイッチの可能性を探る為にキーオンにしてパカパカブレーキペダルを踏みますが状況がかわりません
ドアを開けて半身を乗り出して、ブレーキランプが点灯しているか確認します。
しっかり点灯しています。

しかし、その時に何やら一つ、白いランプらしきものが点灯している事に気が付くのです

ん~?

はっとギアシフトを触ると、PとRの間に入っていたようで、かちゃと言うような感触でPに入ると
エンジンは何事もなかったかのようにかかり、安定したアイドリングを刻みます。

ついに僕らが呪いを凌駕した瞬間でした。

今回、スロットルボディの不良に端を発したエンジンECU問題。
エンジン不調の原因はインジェクター。
その後に発生した不調の原因は新品のスロットルボディが不良品
さらにエンジンがかからなくなった原因はフューエルポンプリレー。

こんなことってある?やっぱり呪いだな

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The curse is back.”へ1件のコメント

  1. キムライコネン より:

    いつも拝見しております。

    エンジン掛ける際に怯え、かかる気がしない(笑)
    以前ルーテシア2RSに乗っていたんですが、まさに同じ!

    怪しいところは全て潰してもらっても、かからくなる事がある。

    通勤車だったので、早朝出勤の日、大雪の帰宅時など大事な時に限って必ず掛からない!
    センサー付近に手を突っ込んだり色々やって、なんとか掛かる。。

    さすがに、凹んで泣く泣く愛するルーテシア を降りてしまいました。。

    その時にMPIさんを知っていれば。。

    是非、末永く頑張ってください!

    いまはアルファロメオ147 1.6を愉しんでます!

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