Prepare for fabulous feeling
以前作業したイプシロンのセレ…もといデュアロジックの修理の後編

せっかくトランスミッションの中が丸見えなので、オイル交換の好機ですよ
なので急遽相談もしないで交換しちゃいました。

ミッションフルード75W-90

じょじょーっと規定量というか抜けた分を入れていくのみ。
翌日僕が他の仕事をしているうちにどんどん進み

新しいマウントも付けて

どんどん組みあがっていきます
黙々と仕事を続けるイナリくん


ここからは急ピッチに仕事が進み、いよいよ新しいデュアロジックユニットのキャリブレーションをします

まず、トランスミッションを選んで


エラーを消します。修理前は何回消しても消えなかったエラーコード

いとも簡単に、何事もなく消えました。

そしてハイドロユニットのキャリブレーション

選択するとあれこれ、作動条件やルーティーンの内容が書かれたヘルプページが立ち上がります。

ではシステムの減圧からスターティオ

割愛していますが、この作業2度行い

油圧回路から圧力が無くなりました

で、このように丁寧なメッセージが出て

次のセクションに入ります。



さてここからが重要。クラッチのつながる際のレリーズの動きをキャリブレーション


その間、かちゃかちゃとギアが変わるのを見ます。

OKです。

クラッチのキャリブレーションです。クラッチとカバーの距離をを調整します。
ヘンなところが賢いイタリア車らしい話

これが終われば、クルマは見違えるように乗りやすくなります。

ただ、このクルマも何時かはクラッチ交換。避けられないですねえ。