部品集め
12月に147の足回りのオーバーホールのオーダーを承りました。
いつものお客さん、いつもの147です、本当にありがたいことですね
あれこれ直すうちにどうしても避けられなくなってきたのがサスペンションです。
あきらかに傷んできていて、ついにオーバーホールと相成りました
しかし…. 国内で調達できる部品にはかなり限りがある上にすっごい高額になります。
で、海外でいわゆる有名どころの社外品で集めると、それもかなり高額になります。
そこで、頑張ってあまり知られていないメーカーで集めてコストを下げました。先に言っておきますがそれでも結構な金額ですが….
スゴイ量になりました。多くは日本ではめったにお目にかかれないメーカーたち…
12月の19日に来た荷物ですが、これでも1回に全部そろわず、最終の荷物は12月23日に送ってもらったのが、年を跨いでも到着せず、あわやドリフトアウェイしてしまったかと、すわ国内で調達するか迷いましたが、突然荷物のステイタスが変わってやってきました
作業を始めます。
かつてキャンバーがついてタイヤの片べりが発生してかなり無理に直した左リアサスペンションから
しかし早くも作業がスタックします。ストラットのアッパーマウントのナットが緩みません。
インパクトレンチで回したいのですが、上にパーシャルシェルフボードの台があって入れられません。
この辺りがアルファロメオらしいところで、全く優しくありません。部品が出やすい今日のクルマなら躊躇なく外せますが、外せば壊れるかもしれない古いイタリア車ですからむやみに部品を外すことは避けたいのです。そもそも脱着工賃のリストに載っていませんし
しかしトリムを外してしまえば1/2のインパクトレンチが火を噴き今までの苦労は消し飛びます
スプリングコンプレッサーをかけているのはストラットのシャフトを固定するために大型のレンチなどを噛ませる為です。
せっかくストラットの脱着用に内装がそこだけ切れているのに….
親の仇締めでひどい目に遭いました
さっそくストラットを
マウントももちろん新品に
今回作業しているのはリアストラット
この絵で言うところの1,2,3,4,5,6、13
またさらにトレーリングアームも交換します。あとストラットの車体側トップマウントも
これも交換したかった部品です。真ん中が今まで付いていた部品ですが、明らかにひん曲がっています。
これを機にきれいになっていただきましょう
こうして夜が更けていきました