166の重整備 シーズン2

166にはICSと言うインフォメーションセンター、つまり集中して情報を出している画面があります。
この時代、W210や17系クラウン、139マセラティなども採用していて、一大ムーブメントになりました。
今でも多くの車種に使われていますかね

しかしこのタイプのモニターの出現により後付けのナビやオーディオが付かなくなり、エアコンのコントロールパネルとしての機能もあったりで、完全に取り外してしまうわけにもいかず、かといって壊れてしまったら放っておくわけにもいかない意外に厄介な物であったりします。

現に166でもこのICSはボチボチ鬼門で、一度電源を失うと、コードカードなる暗証番号カードが必要になり、それが無いとオーディオやエアコンの設定ができなかったりします。
新車として発売された当初から恐ろしいまでの時代遅れのナビで、到底使えるシロモノとは思えないICSでもエアコンがある限りは邪険にできず、マトモに動作するナビの方がはるかに少ないのが現状です。
今回はICSが沈黙してしまったので、液晶画面を交換する作業です

昔は脱着すら苦労しましたが、今では苦なく外せます

外れました。キレイです。状態が良いのです

はがすと保証ができなくなる旨の封印をぶっちぎります。
フェイスパネルを外すとフィルム配線が現れます。

各配線を外してフェイスパネルを独立させます。
この際に、気を付けてソケットアウトしないと簡単に壊れます。

トルクスビスを外してモニターを外します

もうこのパネルに用事はありません

新しいパネルに換装

取り付けます
各コネクターは本当に慎重に作業します。
本当に簡単に壊れてしまうのですよ。

いやいや、キレイですね

取り付けて通電させてみます

甦りました!

さらにナビ画面
場所は置いといて、きれいな色彩です。

ぜひまた使ってもらえるといいですね。

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