思わぬ痛手

MPIは平成8年の11月に産声を上げました。
今年で… 今は令和5年、ってことは平成35年?だから足掛け27年になります
開業から苦楽を共にする塗装ブースも27歳という事になります。

やっぱり古くなるとどうしてもあちこち壊れてきます。
今までまるっきり壊れなかったようなところも壊れます

塗装ブース内のSATAのトランスフォーマーフィルター内部の部品です

正直なところ、どのような作用でどのように制御しているのか皆目見当がつかないのですが
エアの圧力を一定にできないのです。
以前、ダイヤフラムが壊れて、一定にできない時がありましたが、今回はちょっと違って
普段は一定圧力なのですが、スプレーガンなどでエアを出していて空気量が減ると、コンプレッサーが回って、コンプレッサーが回り終わるときにガンを握りっぱなしにしていると、なぜかフィルターの所の圧力計が0になってしまいます。
一度0になると、復旧させるには元の圧力バルブを閉めてコンプレッサー、フィルター間のパイプからエアを完全に抜いて、またバルブを開けると元に戻るという、塗装中には到底できないようなリセット方法でした。

4/6の記事でも触れていますが、とても塗装するのが難しい状況でしたが、それも今日でサヨナラです

この部品が悪いのが特定できるまでにほかに部品が一つ必要になり、先のダイヤフラムが壊れたのまで含めると…
輸入品なので結構な費用がかかりました。
古い物を大事に使うという事は大変良いのですが、一方で維持費が圧倒的に上がります。
これはやむを得ないことで自然の摂理だと思います。

古い物を費用をかけてでも使い続けるのが良いか、それが嫌だから新しい物を買い替える
何かクルマに似ていますね。

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