ステアリングの問題
これはよくいろいろなクルマで見かけますが、ステアリング周りの異音に多いトラブルです。
特にタイロッドエンドと呼ばれるボールジョイントが減って、がたがたになると結構にぎやかに音を出します。
さらにその奥に、ラックエンドと言うエンド繋がりの部品があります。
そこがダメになることも多く、よくある修理と言うことで今回、くだんのイプシロンを作業しました
次に作業をおこなうカッパワゴンが見えます。
ナックルから外れて、下向きにある手前の部品がタイロッドエンドで、奥の丸いボールがラックエンドです。
今回は両方交換しちゃいます
専用の工具で回します
古いタイロッド。ボールのグリスが古くなって、ボールが摩耗しかなりやわらかくなっています
新しい物を組み込みます。最初からほぼ同じ長さになるように調整して取り付けます。
その後組み付けたらトー調整をして試乗を繰り返します。
油圧ユニットを変えるとまさしく極上の乗り味になります。
すごい費用がかかるけど。
でも、こういった高額修理はやった人しか味わえない、知り得ないものすごい改善した感じが味わえます。
この900cc2気筒ターボは本当に出来が良いです。
僕も機械があればまた乗りたいなあ、とは思います。
しかし、また恐ろしくいろいろなクルマが集まってしまい、MPIはてんてこ舞いです。
特にランチアのクルマは国内に部品が無いので、むちゃくちゃ時間がかかります。
と、言い訳しながら次のクルマに参ります~