思わぬ伏兵
ミラーがグラグラになる156
なんかメジャーなトラブルなようです。
ミラーの回転部分の仕組みが壊れてバラバラになってしまうのは前回書きました。
で、今回はリカバリー編。
意外にありそうでなさそうな6mm穴のデカワッシャー
これを加工して、下側のリテーナーに使い、上側にも似たようなワッシャーを用意して、長いボルトで挟み込んでしまえば元の用途に戻ります
1つだけ端っこに逃げを作って
こんな風に置けばちょうどいいリテーナになるでしょ?
上側はこんな感じにしてナットを締め込みます。
締め込み過ぎるとまるっきり動かなくなるし、ゆるいとまたパカパカになっちゃう。有るならナイロンナットがいいかもしれませんね
では取り付け
ミラーカバーに戻したら問題発生デス!!!
ボルトが1ヶ所だけしか食わず、他の2本はいつまでもクルクル回ります。締まらないのです
いわゆるバカになってしまっているのです
なんと、ねじ山が壊れています。
もともと4mmのボルトなのをガクガクガタが有るから、今までいろいろな人が、これ見よがしに閉めこんで、オーバートルクで壊れてしまったようです。
う~ん、これは弱った
いろいろ考えて、出した答えは
5mmで穴を開けなおします。
最も簡易な近道です。しかし、ベースはダイキャスト。非鉄金属でもろいから少々心配です
しかし後戻りはできません
元穴に潤滑剤を入れて掘っていきます
ひえ~っつ、肉薄じゃあ~
薄いなりにも完成しました。
ミラーベースも5mm穴にしないといけません。4mmのままではボルトが入りません。
ドキドキです。
合体!!
おおー、いい感じ。ボルトが錆びるのを恐れてステンボルトにしました。
ちょっと見えちゃうけどな~。
強度的には問題ないようです。
でも、基本的にはおらないほうが良いのかなー?
テスタロッサとかも、折れるけどあんまり折る人居ないでしょ? アレみたいなもんかもしれませんね。