嗚呼マセラティ
毎度おなじみM139でございます
都内からお越しいただいた初めてのお客さま。
チェックエンジンの点灯などの修理です
ところがこの診断は最後まで迷いました
どうも燃調の問題のようです。
しかし、左右のバンクで燃調の不良を訴えています。
燃調のトリムを決めるのは入り口のMAFセンサーで吸入空気量と吸気温度を測り、燃焼室でガソリンと混じった混合気となった空気は圧縮後燃焼し
その排気の温度や燃え残りを、触媒の前と後とで測るO2センサー、インジェクターの噴射を調整する重要な部品です。
これらに問題が発生するとこのような燃調の不良を訴えるのです。
しかし… これらの情報だけだと、低回転での燃調の学習に問題があるようです。
悩んだ末に時間がなくなり、お客さんが地元の修理工場でO2センサーではないかと言われていたり、O2センサーの不良らしい、ATの神経質なつながりなどの状況証拠もありO2センサー4つを交換する判断に至りました。
取り外しました
まあそれなりにお疲れの様子
新しいO2センサーを取り付けてご満悦の僕
結果も上々です!
そして最初の上の画面に戻ります
見覚えのないキズが…
キモチよくやらかしてしまっているじゃないか!
新しく借りた駐車場は出し入れが難しいというか狭いのです。
悲しいかな社内事故です。
お客さんにわけを説明して、後日入庫をお願いするのでした…