修理の166 super
さて、滅多に見ない166スーパー、つまり6速のディーラー車
ウソかホントかホントかウソか、日本に発注間違いで極少量輸入されたと言われるマニュアル車です
そんな希少車でも故障はお構いなしに襲ってくるのです!
もちろん手加減無しにですよ。
全てにおいて166は旧車であるという認識が必要です。
トラブルを恐れていたら乗れないかもしれません、もしくは出そうなトラブルをやっつけてある166なら安心ですね
今回はまず、ガソリン臭いのをどうにかします。
ガソリン臭いといえばやっぱりアレです、アレ。
ど~んとばらしていきますからね
アレを交換するには前か後ろかお好きな方からばらしていきます
前ならシート、後ろからならトランクトリムをばらします
今回は前から
しかし、166もたまにあるのですが、リアシートのスプリングが硬くて外れません。
どうしたらいいでしょう?
そんなときはこれです。
フレーム修正なんかに使う油圧ラム。
スプレッダーでコジあけます。
こんなの他愛もありません
これでも5tのラムですから小さいほうです。フレーム修正機で使っているほうは10tのラムですからそりゃもー。
次はトランク内をばらします
そしたらフューエルポンプのカバーに到達
5.5mmのビスを緩めれば
かなり古そうな燃ポン。オリジナルかな? 20年以上よくがんばりました
キーをひねるとじわーっとガソリンがにじみます。やっぱりガソリンはくさいし危ないし。
この166のポンプだけこういう壊れ方するようです。
156や147では経験がたぶん、ありません。
専用の工具を使って外しにかかります
外れました
新品もボッシュ。かなり貴重品になってきました。
この真っ暗のタンクの中で人知れず黙々と働き続けてもらいます
ハ~イ出来上がり
なぜかシート外したらいっぱいガラスが出てきたので最後に掃除機
あとはシートを戻したら出来上がり
修理はまだ続きます。