カングーのATF交換
KCK4M型のカングーのAT、AL1のATが付いています。
メーカーはATFの交換は不要となっていたような…
今回は車検整備の一環で交換します
しかし、カングーのユーザーの維持することに対するアツさには毎度感服します
大事にされるクルマは幸せの一言に尽きますね
まずはドレンを外してATFを排出させます
この時点ではいくらも出てきません
さらにもう一つ、長いヘックスを入れて回します
するとどうでしょう
中からカラーが出てきました。
カラーを外すとたくさんのATFが排出されます。
赤黒い棒のようです
これがカラーです。
なんかマテ貝みたい。塩置いても出てきませんが
マテ貝のようなカラーを元に戻します
出たのは2Lくらい。
ATFを入れるプラグを外します
ここもドレンと同じ四角いソケットで外します
ファンネルラッパを取り付けてATFを注ぎます
リキモリトップテック1200ATFを入れます。抜けた量と同じ2L
エンジンをかけてATFをかき回します。Nになっているのはヒミツがあるのですよ
30秒ほどエンジンを回して
再びドレンアウト、2度めです
当たり前ですが、きれいな色していますね
2度目は多めに入れてエンジンをかけて温度を見ます
40℃から45℃の間でドレンを締めます。
それまで少しATFを足しながら、マテ貝から出てくるATFを見ます。
ATのオイルパンの中ではフルードがマテ貝の長さのところまでは入っていて、マテ貝の長さより上になるとマテ貝から排出される仕組みです
これをオーバーフロータイプと言います。
出来上がったらしっかりプラグを締めて出来上がり。