アルファロメオ147 2.0TSの修理 プロローグ編

修理のお話を頂いたのは9月の頭か8月の終わりか
お預かりしようと予定した9月の上旬、あたくしはコロナになっちゃったわけですねぇ

で、コロナ明けから間もなくお預かりしたのですが、熱出してうんうん言っている時に保険会社の担当から電話をいただいて、コロナになっちゃった旨を話すと、それはそれはお大事にと言われて、どこの保険会社も何も聞かずに電話を切ってしまい、入庫からとてつもなく時間が経ってもかかってこない
お客さんにはそれほど時間もかからず直しますくらいの話をして預かったにも関わらず、それはそれは10日以上経っても電話は来ませんでした

その後やーっと電話が来て、そこから調査員(アジャスターと言います)の方との打ち合わせ等で着工がどんどん遅れてしまいました。

147のツインスパーク セレスピード。以前一度ご入庫いただきました。
極上のツーリングインターナショナーレ、ことTSでございます

しかし残念なことにちょっとお年を召した方に当てられちゃって

写真で見るとわかりづらいですが、ドアは結構ダメです。クオーターは押されてロックピラーにも影響が出ています。
ぶつかってキズはホイールハウスを挟んでバンパーにまで及びます

修理範囲はかなり広くなりそうです。

作業内容は

1.リアバンパー修理
2.クオーターパネル修理とテールランプの脱着
3.ドアを開けたところのロックピラーやホイールハウスアウターの修理
4.リアドア交換
5.フロントドア分解
6.該当部分の塗装
こんなメニューでまいります。

何はともあれ、リアドアの交換から始まります。

ドアは手際よく分解

さて問題は部品です

あるんですねえ、新品。

しかし…… このドアとてつもなくきたない

持ち上げる時にツナギに触れると服が汚れます。
外に置いておいただろう!って感じです。鳥のフンとか付いていそう。
前に156のリアバンパーが出てたまげましたが、ドアにまたたまげました。

でかい箱の中に

箱に入ってきました。

中身はキレイでした! よかった~

ラベルには2019年3月の終わりに来た、ようなことを示すラベルが貼ってあります。

USS横浜にほど近いFCAジャパンがデスティネーションのようですね。
しかし、もうそこにアルファの部品倉庫ありませんし、まだこの頃PSAとの合併にも至っておりません。
ステランティス?はあ?なにそれ?って時に日本にやってきたのですね

果たして僕が買うまでに何回値上がりしたんだろう? でもこれだけ大きい物を管理して取っておくんだから費用もかかりますわな。
さっそくブースに運んでサフェーサーを塗装します

お相手するのはsataのJet100B
サフェ用のガンです

がっちり塗りましょう

4回ほど塗ったら焼き付けます

焼けたら、裏側にして、足をつけて裏側を塗装します

どんどん進みます~
また次回

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