もう普通のなんか買いません。
先日、中古車の組合の恒例の古物管理者定期講習に行ってきました。
警察の古物管理者講習以外に、この10月から施工される中古車の総額表示義務や、新しく改正された景品表示法による、自作自演や報酬を伴う高評価の口コミなどが禁止されるなどの講習を受けました。
それらの内容はここでは説明しませんが、講習は16時過ぎに終わり、新宿というかほとんど初台の会場を後にして、工場に戻るには遅すぎるので、直帰する旨をイナリくんに告げて、吉祥寺を目指しました。
まずはイワキメガネで新調するメガネの内容に聞きに行ってきました。
とうとう、レンズは8-9万円、フレームまで入れると12万円を超えるようになるようで、げんなり…
その後気を取り直して、ディスクユニオンに行ってメタルのCDを買いました。
何のCDかと言いますと
全てメタル系のブートです。もう一般的なCDはほとんどありません。唯一AC/DC位ですね
1980年のドンニントン、つまり第一回モンスターズオブロックのジューダスプリーストです。
モンスターズは記憶が正しければポリドールが主催した関係で、系列のアーティストが多く出たのですが、その中にジューダスプリーストがいまして
他に、サクソン、カナダのエイプリルワイン、マティアスヤプスが加入して間もないスコーピオンズ、新進気鋭のタッチ、ライオット、そしてレインボウと言う布陣で行われました。
サクソンはオフィシャルブートレグだなんて言ってフルレンスのアルバムが出ています。
最近レインボーのほぼフル音源も出ましたね
ロストインハリウッドでの、グラハムボネットの「コージーパウエル!」の絶叫が実に泣かせます。
しかし、ポリドール主催だったせいか、当時CBSソニーに属していたジューダスプリーストは大人の事情ではじき出されたのでしょうか?
この日のライブの模様はブートしか聞けませんでした。
そこで、このブートを見つけたのですねえ。
ほぼ全部を網羅しているようです
ただ残念ながらオーディエンス録音なので、音はそれなりです。
ただ、プレイは気合が入りまくりで信じられないハイテンションです。
本当のマニア向けです
これはFM音源用とおぼしきクオリティです。
イリノイ州はシカゴで1981年に行われたライブの模様を録音しています。
上のキャッスルドンニントンのライブの翌年です。Point of entryツアーです。
ゾディアックレコードのブートなので悪かろうハズがありません。
そのゾディアックレーベルからもう一つ。トニーマーティンの初期の頃のライブ。
まだ髪の毛もあるし、それなりに高い声が出ます。
このアルバムの重要なのはブラックサバスとは思えない布陣のメンバー
トニーアイオミはこのグループの始祖ですから当たり前として、ボーカルのトニーマーティン
ドラムはコージーパウエルです。そしてベースはニールマーレイ。
このリズム隊が織りなすヘブンアンドヘルの後半などそりゃあもう….
さらにはウオーピッグスもやってしまう!
これは買って正解でした。
でもよく考えたら、ボビーロンディネリが叩いていた時代もあるのですよね。
それも買えばよかった。
最後はスタンピードです。
後に元シンリジイのフィルライノットとグランドスラムを作るローレンスアーチャーのいるバンドです。
まだちゃんと聴いていませんが、そこここにシュレッダーが聴けました
これは1982年のライブで、モンスターズと双璧をなす(と僕は勝手に考えている)レディングフェスティバルのものです。
Reading Rock Festival 1982. (ukrockfestivals.com)
1982年のレディングはなかなかにぎやかで、8/27、28、29日と行われて
このスタンピードは初日の16:15からの出演だったようです。
この日は他に、このスタンピードの後にタンク、ブライアンロッホ、主演はキャンセルされましたが、なんとマノウオーの名前がありました。
さらに28日には日本の山本恭司率いるバウワウ、グランプリ、バーニートーメが出演。
またギャリーモー(ちょうど大いなる野望が出たころですね)、ジョンサイクス擁するタイガースオブパンタンと夢のような出演者
この日のトリはブルース加入後初のアイアンメイデンです
29日はこれまたグラハムが抜けたマイケルシェンカーグループ、ブレーク直前のトゥイステッドシスター(最後にモーターヘッドガステージに上がってセッションして)、Y&T
メタル一色ですね。
こんな時代のスタンピード、悪いはずがありません。まあ、鳴かず飛ばずで解散しちゃうわけでありますが
今回、変わったのばっかり買ってしまいました。
もう一般的なアルバムは殆ど持っているような。
それがこうして超高音質のブートで、しかも2500円くらいで買えちゃうんだから良い時代であります。