成約御礼 ルノーカングー

先日、カングーの成約をいただきました。
未だファンの多い小カングー

このクルマの新しいオーナーの方は、以前もカングーなのでした。
しかもかなり気の毒な入庫の仕方

今を遡ること2ヵ月半前、思わぬ形での連絡。
出かけた先で突然、不動になったそうです

クランキングはするけど、音がまるで圧縮が無い感じ。
そう、タイミングベルト切れなのです。しかし、このクルマ、タイベルは3年くらい前に交換済み
ユーザーによれば高速道路を走行中、急にチャージランプ(バッテリーの警告灯)が点灯したと。そこで車線を変えて、路肩に向かう途中、ボンと言う音と共にエンジンがストール。路肩に止められたので問題なかったようですが、その後はエンジンが息を吹き返すことは無かったそうです。

画像が無いのが残念ですが、ファンベルトは切れた上にバラバラになり一部はクランクに巻き付いていました。
ファンベルトテンショナーが溶けてカタチが変わっていました。


おそらく、テンショナーアイドラーのベアリングが焼きつき、高熱になり溶けて、ベルトが外れてしまったと
そして外れながらも回っていたベルトが、何か突起物にひっかかり、高速で回っているクランクプーリーをチョークスリーパーして
エンジンが強引にストールさせられ、シリンダーヘッドは回転していたところで、タイミングベルトが急激にストップして、止まりきれなかったバルブをピストンが突き上げた。そう考えました。

どちらにしてもエンジンは完全に壊れてしまったので、乗換えと言う事になってしまったのです。

しかし、程度の良いカングーもめっちゃ少なくて、やっと見つけたのがこれです。平成17年のワンオーナー物

既に1度全塗装されて仕上げられているのです。
シートベルトのバックルが焼けていたので、きっと平置きだったのでしょう。しかし、黒い素地の部分は完全に生きています

最大の特徴はこれ。なんと1万500km!
しかも新車登録の平成17年から全てディーラー整備

しかし… どんなに距離が若くても、地球の中心に引かれ続けて、暑いも寒いも経験して17年。
ヒーターが効きません。

出た。お約束の切り替え不良。

つい先日も修理しましたね。
一気に整備しちゃいます。

お買い上げありがとうございました。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

前の記事

これならどうだ!

次の記事

Rainbow Live 1976