ランチアテージスの修理

MPIには2台のテージスを扱っていた時期があるのです。
それは…遠い昔… いや、割と最近

これは2.4JTDです。もう一台?
3.2がありますが、それはおいおい まだまだ作業は継続中なので

激しいエンジンオイル漏れで入庫したのですが、ユーザーの方がかなりご自身で触る方なので、ほとんどご自身でオイル漏れの場所を特定して入庫したのでした。
アツさもピークの昨年7月の終わり…

しかし… なぜそれほどまでに自分で触れる人ならば、自分で直さないの?と思われる御人もいるかもしれません

それはね、到底作業ができない難攻不落の場所だからなのです

リフトで上げた8月のお盆休み真っ只中の16日。

良く見えませんが、このオイルフィルターの奥、中からもれているらしい…

全く見ることはできません。
しかしあちこちオイルで真っ黒です。
それなりに長患いして、僕の所に来たものと思われます

作業の内容については作業前からEくんとハナシ合い、いろいろ検討がなされました。
なにしろ見ることも出来ない位置です。エンジンを下ろして作業すべきでは?

このオイルフィルターを取りか組むようにあるブラケットの奥

このオイルフィルターの台座の奥なのですが、到底こんなの車上で外せるとは思えない。

ユーザーが訴えるのは2番のガスケットが破損したのではないかと言う事でした。
しかし、これを外すにはその回りにある

5番のエンジンマウントのサポートブロックを外す必要があります。

これにはエアコンのコンプレッサーも付いていて恐ろしいまでにでかい部品です
しかし…MPIは事務所の新設で作業がむちゃくちゃ遅れているし、Eくんも手一杯
とてもエンジンを下ろすような大掛かりな作業をできる環境にありません

やむなく作業をスタートさせて、どうしてもダメならそのときはエンジンを下ろそうということになりました。

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