ランチアテージスの修理完結編

運命のエンジン始動まであとわずか

まずはエンジンをかけられるようにします。エンジンオイルを充填します。

みどり色が見えます。

モリゲン5-40です。

ところが状況を連絡するとオーナーから思わぬメールが
DPF付車にはモリブデン入りのエンジンオイルは使用不可では?と

確かにDPF付きには準拠していないとはリキモリの加藤さんの弁
彼は、このモリゲン…いやモリジェンの残りが少なかった為に発注した際に「このオイルDPF付ディーゼル車には不可ですよ、大丈夫ですか?」と助言してくれました
しかし僕はモリゲンのオイルガイドを見て参考にしているので、自信がありました
https://www.bing.com/search?q=モリゲン%E3%80%80オイルガイド&form=ANNTH1&refig=214f22179f0f41d6b4f05cd69a07276c

しかし、ユーザーからDPFは間違いなく存在する裏付けをもらい急遽エンジンオイルを入れ替えることになりました

テージスのエンジンオイルはフィアットの承認番号 955535M2と言う規格のオイルを使うよう推奨されています。
その規格に合うものはトップテック4100と言う比較的ノーマルなオイルなのですが

しばらく使わない間に4100は4110にグレードアップしていました
この4110の性能を満たしてるものはモリジェンであると、それゆえオイルガイドにモリジェンが載っているのかもと聞きました。

一度でもエンジンをかけてしまえばご覧の通りまっくろになります。

期せずして下回りのオイル漏れを点検できました。

尤も交換した部品周りは直視することはできないのですけどね

ついでに下回りを除いてみると

これはふつうのキャタライザー

ありました。DPFです。

入っているのは温度センサーでしょうか?それとも粉塵のセンサーでしょうか?

間違いなく、DPFが存在しました。リキモリではDPFの寿命を早める(詰まらせる)直接的原因はモリブデンは関係ないと言っています。またモリブデンには数多くの種類が存在することも

ディーゼル車はDPFが付くようになってさらに難しくなってきました。DL1やDH2などエンジンによって使いわけないといけなかったり。うっかり今回のように規格だけを見て考えてはいけない事を学習しました。

ついに半年ぶりにお返しする時が迫ってまいりました

何度見てもすごい存在感です。まず1台が帰っていきましたよ

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