ランチアのエアバッグ警告灯まつり 和了編

AR調布からの帰り道、警告灯も消えて足取りも軽く高速道路を運転していると
なんと、エアバッグランプが時々、点灯したり消えたりするのが見えました。

診断機を持って行っていたので、内容はわかっていました。
例の助手席のプリテンショナーなのです

翌日、警告灯と真正面から対峙します

うーん、原因はこのカプラー。すごく不安定です。
見れば見るほど状態が怪しい… もはや途中で切断して、部品取りのコネクターと総とっかえするか
ざっと40本以上ある配線を半田付けするのも容易じゃない。
何しろ車上だとスペース的につらい。

青い線は新たに引いた配線。にも関わらずコネクターをこねくり回すと再び警告灯が出たり消えたりするのです

ううーん。どうしよう。
オカルトリペアに近いあのクスリに頼って、ダメならコネクターの総とっかえやろう!

あのクスリとは?

接点復活剤~!

そこそこべっちょり塗りまして
コネクターを繋ぎましたら

なんと、もう出なくなりました! 賭けに勝ちました!!
こんなの絶対効果ねえよと高をくくっていたら、なんとばっちり
エアバッグはコネクターピンが細い上に抵抗値も小さいからかなあ?

そうと決まったら次々にいくぜ!

シートベルトのプリテンショナーも怪しいので一応キャンセラーを入れます

だからと言ってびろんびろんに伸びるわけじゃありませんよ。

外したときにバラバラになったセンターピラーのボルトホールを直しておきます

かけらを丁寧に元に戻して

瞬間接着剤の強烈なやつで繋ぎます

ここは宿題なあ。
しかし、ランチアはこのテージスに限らずプラスチックの強度がケロッグ並です。なんであんなにやわなんだろう?
どこもかしこもへなへなです

さて、これで組んだら試乗を繰り返します

もうぜんぜん大丈夫です。
遂に完全に消し去りました!
長かったなあ

美しいブルーオデッセイのテージス。遂にユーザーの元に戻って行くときが来ました
これにてエアバッグ編は完結。長い?引っぱりすぎだ? まあ、そう言わずにお付き合い。

可愛がられるクルマは美しいです。
いいなあ、僕の166も可愛がってあげたいのだ

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