フェラーリ360モデナの車検

昨年の12月には車検も終わっていた360モデナ。何しろ年間で1、2を争う忙しい時期に、EくんもCFTも到底検査を引き受けてくれません。
なので、僕自身が検査に行ったのですが、なーんか上手に運転できない。コースでどうしても右に寄ってしまう。もちろん、僕は至って真ん中な感じなのですが
もっと左に寄れと言われるのですが、いやいやぶつかっちゃうから、と思う程に車幅感覚の難しいクルマです。
ちなみにテスタロッサではそんなことなかったんですけどね。

それから1週間後、いよいよ暮れも押し迫ったクリスマス直前、なんとか整備にこぎつけました。

まあ、リフトに上がったスタイルも尋常じゃあありません
そしてこのいくつもドレンらしき物があるのですが、これからエンジンオイルドレンを回します。

さて、本物は誰だ! あの頃のテレビは平和だったなあ。

歳がばれるなあ。さすがに若い人は知らんだろう
正解はこれと

これ

特にこのドレンの脇のモノに至ってはドレンのような物と言う、既にドレンですらないのですねえ。

2か所から出るオイルを受けるのも2つ

タイヤを回すと当たり前のように反対側のタイヤも同じ方向に回ります。大昔のラジコンみたいに
もちろん、小回りなんて、回転半径なんぞハナから考えていないのでは?とにかくありったけのパワーを路面に伝える事だけが重要な、的な感じ

そしてジョークのような場所にあるオイルフィルター。フェラーリにしては意外に安い。

オイルはシンゾイルレーステック10W-60にしました。ええ、10L入ります。これまたフツーに

オイル壺に直接入れます。フタにオイルゲージが付いている式です。

続いてブレーキフルード。

しっかり、全てのオイルが入れ替わるように作業しました

工芸品とも評されるフェラーリのエンジン

一通りの整備が終わましたが、ここからが長かった。

ウチに置き場が無く、さりとて外にすっぽっておくわけにもいかず。塗装ブースの中には既に外に放っておけないランチアが入っていまして

結局このまま、Eくんちに置きっぱなしで時間が過ぎるのです。

時は流れて….
2月18日。バッテリーを取り換えて

これがまたバカげて狭い所にあって、今回から少し背の低いLBN3にしちゃった

そして、翌日朝から徹底して試乗して、クラッチのセッティングを詰めます

ここでキャリブレーション。その後は何度ものってPISの設定をしたりします。

ついに、と言うかやっとユーザーの元に帰す時が来ました

このエンジンを持っていくのです。

しかし、スゴイカタチなのよ~ だから妙に運転しづらい

かっこいいのだ!

そしてこれから納車に向かいます。納車の後は宴会が待っていたのですねえ。
ああ素晴らしい

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