ゴルフ5の不調その2

どうしても不具合の答え合わせをしたゴルフ5
分解していきます

何を目指すかと言いますと、こう考えました。
このワーゲンもアルファロメオのようにタイミングチェーンの交換用ジグがあります。
タイミングがカムとクランクですこーし差が出てウオーニングが点灯しているなら、あのジグのように目に見える何かが出るだろうと

全体的にブローバイ量が多く、オイル管理がよくなかった背景を裏付けます

どえらい硬かったのですが、どうにかI/Gコイルが外れました。
どんなクルマも整備の際は1番圧縮上死点が基本なので、そのために外しています。
4番も外れているのは単純にプラグを抜きたかったからです

クランクを回して1番の上死点をだいたい出します。この時点ではドライバーの位置で判断します。

カムロックツールを取り付ける為に、シリンダヘッドのリアシールを外しにかかります

これも大した作業ではないのですが、いろいろな物がそのままで横着して外すのでなかなか大変

IN/EXTのカバーが外れまして

最近はこの手の特殊工具もバカ安いので1つ買いました。これをカムのおしりの合わせ穴に、ジグの突起を入れてあわせるのです。しかし今回はカム位置の点検だけなので、まずはあわせてみます

こんどこそ慎重にクランクを回して圧縮上死点を探します

決まったところでジグを挿してみます

びみょーに合わないのがわかります

本来であればぴったり合うはずです。
しっかり入らないのです。

下を入れると上が合わず、上を入れると下が口を開けます

狂いは少しなのですが、このボルト穴で2箇所ボルトを入れて固定してしまえば、ひょっとしたらしっかり合うかもしれませんが、そんなことしたら壊れて大変な結果に至る危険性がかなり高いです。_そうこれで狂っているのが価格人できました。
チェーンが伸びているのが見えた決定的な証拠となったのです。

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ゴルフ5の不調その2”へ2件のコメント

  1. kei oku より:

    こんにちは〜
    いつも拝読させて頂いております。😊
    古いVWの場合、ロングドレインを謳っていても
    5000kmごとにオイル交換しないとやはり
    チェーンは伸びるそうです。
    (ワーゲン屋さんからの聞きかじり😁)

    1. mpi-bp より:

      この時代に、各社がこぞってロングライフオイルなるものを謳い始めました。このクルマのユーザーもディーラーでロングライフオイルを使われていたと言っていました。アレがすべての元凶と言っても良いのではないかと? 認証オイルと声高に言われていましたが、やはりそれなりの距離か時間で交換をすることに勝るエンジンの保護は無いことの裏付けのような気がします。

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