カングーを直しますリターンズその3

復元中のカングー。やるべきことはやりますよ

ATFを入れます

いわゆるデカングー。コカングーと同じK4Mエンジン+DP0のコンビネーション。
コカングーに比べればかなり整備し易い印象ですが、それでも難易度が高く、整備工程も多くなかなか整備士泣かせ
そして、ATFも非常に狭いところから入れます

ATFはトップテックATF1200。DP0にはとても相性の良い印象です

ちなみにパワステフルードとしても使っています

トランスミッションオイルの温度が上がるのを注視します
ここには写りませんでしたが、つーっとATFが落ちてきているのです

バッテリーがじゃまでATF入れられないので、こんなことしています

その間にもちょろちょろと流れですATF。そして出て来るATFの色ったら…

温度がまだまだ足りません。50℃くらいでドレン締めようかな

ATFが終われば組み付けて様子を見ようじゃありませんか

すっかり元に戻ったカングー。これまたボディカラーが良いですね
数日間にわたり走りましたが、全く問題ありません。おお、これならいいじゃんと、思うも地面にはそれなりに大きなオイル跡を残します。
なぜATの中のオイルがすっからかんだったのかを検証せねばなりません

一体どこから漏れているのでしょう?

当初、デフのサイドシールを疑っていましたが、どうも違って、ここからではないかと?

エンジンとミッションのつなぎ目

おそらくはメインシャフトシール…

短い時間でも地面にオイル跡が残るほどですからね。アイドリング程度ではそれほどでもなさそうですが、内圧が高くなると強く漏るのかもしれません

メインシャフトノシールはもちろん、ATを外さないと交換できません。
ATを外して通称「天狗の鼻」と呼ばれるシャフトシールを交換すればOKなのですが、一つ問題があります。

こんなのが出てきたATに、今後の走りの安全性を約束できる自信がありません。
もう既にそれなりにダメージを喰らっていると思うのです。

今は全く問題ないのですがねえ….

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