カングーⅡ前の車検整備
MPIには多くのイタリア、フランス車が入ってきます。位置的には隣同士の国でも、自動車の作り方などには違いがあり驚かされます。
尤も、どちらの車も整備しにくい事には変わりませんが
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カングーはⅡになり、前から開くボンネットから一般的なアリゲーター型になってかなり整備しやすくなった…. ような気がするだけなのかな
今回はドライブシャフトブーツ破れが両外サイドに発生して、その交換です。
ブーツ破れは殆どの場合において車検時に交換されます。それはそのままでは検査に合格しないからです。
そのままで合格するのは単に見落とした場合で、ドライブシャフトブーツは大きくて見やすいところにあるので、恰好のやり玉にあがります。
通常、シャフトブーツアウターと言えば、ナックルの上側を外してドライブシャフトのCVジョイントを外してから交換する
いや、国産などは分解を伴わずにできる、ぱかっと開いてかませるパックマンスタイルのシャフトブーツが一般的です。
しかしこのルノー、なぜかシャフトが抜けない。と言うよりすべてが硬くてバラバラにできない、なので、根元からごっそり外して作業する方法に切り替えました。
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事の発端はEくんがどこもかしこも硬くて全く外れない、と珍しくかなり弱気な発言
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しょうがないので、ナックルごと外したということから始まりました。
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ドライブシャフトをはずしてしまえば作業のできる幅が増えます
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中からスプリングが出ていました。これで外に向かって押しているのでしょう
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結局何やっても外れないので、無理やり下から交換
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こうして2つのDシャフトブーツを交換して
元に戻します
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あまりに重いので、MPI側からイナリ君を派遣して取り付け作業にあたりました
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あとは通常通りの24か月点検
とってもかわいい色の5w-40のニュージェネレーションズ
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タマも重要な部品の一つですね
ブレーキフルードを全量替えておしまい。
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あとは検査に合格するだけですが、いよいよ、来年からヘッドライトの全車下向き検査が始まります。
合格できないクルマがいっぱいいそうで心配です。