アルファロメオ159のECU
以前修理したお客さんの159が突然、エンジンがかからなくなって、MPIからは遠いお客さんなので、地元で懇意なさっている修理工場に持ち込んだそうです。
するとECUが壊れているみたいとのこと

お客さんから送られてきた画像。真ん中よりやや下側が焼損しているのが分かります。
どうしてこうなるのかはわかりませんが、こわれているのだけは間違いない様子。
やはり159も現代のクルマで、イモビライザーがらみになるので、中古をくっつければいいというわけにはいきません。
そこで、マーチンさんのところからリセットされたECUを取り寄せました。

しかし… 円安が直撃しました。
以前より3万円以上高くなりました。

プラグアンドプレイなので、封印がしてあります。
この後挿してキーONにすると、クルマのデータが書き込まれるのです。

本日発送しました。無事に直ってくれるのを期待しましょう。
ちょうど同じ時期、せがれの知り合いのお客さんが足に使っている、初期のマークXもエンジンECUの故障により
ATの1-2速にギアダウンするときにかなり大きなショックを伴うと
症状としてはATのソレノイドの不良ですが、実際にはECUが壊れている可能性が高いようです。
ところが、その型番のECUだけ壊れるようで、番号の違うECUでは何でもないそうです。
壊れているとおぼしきECUは全く手に入らず、みんな探しているようです。
新品は既に供給を終了しているそうです。
コントロールモジュールはそう簡単に壊れないイメージですが、時間とは恐ろしいもので、そういったものでも故障したりするのですねえ