アルファロメオ147の場合
こちらは予め電話にて相談をいただいていたお客さんの147
うまく変速ができず、Nから動かなかったりギアの動きがおかしいと
何とか自力で行きますと、頑張りましたがご覧の通り….
症状としてはかなり記憶にあるような…
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しっかし、保険会社のロードサービスは日本のモータリゼーション発展の一翼を担っているように思いますよ
昔、どこの保険会社も等級プロテクトなる商品を売っていた時代がありましたが、あれ以来の大ヒット作です
あの商品みたいにさっさとひっこめないで欲しいですねえ
さて今回は皆さん大好きなセレスピード問題です
で、動かなくなってしまった原因を早速始めます
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ちょっと見づらいですが138000kmとそれなりの距離数です
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エラーはかように
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ライブデータでアクチュエーターに行く信号を見ていると、信号が行ったり行かなかったりするのです
つまり、ギアシフトを前に押して1速に行くときに、信号が出たり出なかったりするのです
僕の見立ては例のポテンショメーターの故障と踏みました。
トランスミッションのコントローラーは、ギアを動かせという信号が来なかったりするのでギアを動かしていいのか、現状のギアの状態と運転者が希望する情報にかい離があると思われた場合に自動車は貝を閉じてしまうのです
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また、このクルマ、僕の所に来る前にいろいろ作業していて
タイミングベルトの交換
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セレポンプ
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例の手榴弾
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果てはクラッチASSYまで交換履歴があります
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しかしてこうして見ると僕らも一通りやってんなー
なんで最も壊れるポテンショメーターは?と思う事なかれ
壊れていなければ交換はしませんぜ。
ただ、ここで問題
今や、ポテンショメーターの社外品は無く、純正品オンリーです
3個使っています
考え方によりますが…
そのポテンショメーター3個の値段を倍にするとアクチュエーターユニットが買えます
決して安い物ではありませんが、完全な安心を買えます。
ポテンショメーターは買えますが、ユニットにあるアクチュエーターはバラでは買えず
もしアクチュエーターが壊れたら、ポテンショメーターも手りゅう弾も付いてきます
高価なポテンショメーターが余ってしまうのです
ここは大事なところです。やみくもに壊れた部分を対症療法的に治すのもアリっちゃアリなのですが
先を見据えたプランの話をするのも僕らの仕事ではないかと?
だってクラッチまで交換していたら乗り換える可能性が低いでしょ?
それなら場当たり的に修理しないで、長く乗るようにしたほうが安心して乗れると思うのです。
特に距離を乗る方には
ここを説明して、アクチュエーターユニットを交換する運びとなりましたとさ
次回に続く