Telephone call
さて電動ファンが回らなくなり困ったピカ男さんのGTV
GTVの今回の修理の最も重要なところは、焼けてしまったリレー周りにあります。
電動ファンがいけないのかリレーが先に溶けたのかは知りませんが、いかんせん最も部品の手配が難しいところで
普通の配線の太さであればそれほど悩まないのですが、今回のはかなり太い。被覆を入れて5.5mmほどあります。
そんな太い配線を使ったリレーソケットは中古でもMPIにはありません。
しかも完全に溶けているのでそのままにしたらダメージはさらに広がり最悪の場合、再び不動に陥り、エンジンまでも壊してしまうかもしれません。
こんな時は、困ったらカトーさんに電話で相談です。カトーさんはリキモリの人だけではないのです。ナゾの人ですねえ。ショートパーツなどで困ったときはまさしくドラえもんのようです。以下その際の会話。カトーさんの所は可能な限り淡々とした語り口で読んでください。
オ リレーで50Aなんですけど、何かありませんか?
カ パワーリレーですね、ありますよ。こんな感じのとか(LINEで画像を送ってくれます)。あ、タイコので70Aのがありますからそっちにしますか?
オ はい、それでお願いします!ソケットはありますか?
カ それに合うソケットですね。大丈夫ですよ。ご用意可能です。電極もありますよ
オ おお、それ送ってください。
カ じゃ、本日送っておきますね
と言う会話があって、簡単に見つけて到着を待ちます
そして翌日
来ました。完全にGenuine specです。
デカい、デカすぎる電極。こういういのオープンバレルタイプって言うんですね
何を隠そう、これをかしめるプライヤーがスゴイ。これもカトーさんに手配してもらいました
じゃーん
出たー! 現代の一人ガリバー旅行記、または一人民族大移動。
植木ばさみみたい
さてこれらを使って作って行きます。
やっぱり自分のスキルじゃ知らない事を、いとも簡単に答えを出してくる人っているのですよ。
餅は餅屋でしょうかね。おかげで良い仕事ができそうです