SUVのマセラティ
先日、マセラティレヴァンテが入庫しました
入庫の理由はオーバーヒートです。
さっそく、診断機を取り付けて覗いてみてみます
マセラティが作ったSUV。ついにマセラティもSUVを作ったのですねえ。
今やどこのメーカーもだいたいSUVをラインナップしています。
ジャガーなど系列にランドローバーがあるにもかかわらずEペイスだけでなくFペイスまで2車種展開しています。
また、かのランボルギーニもベントレーもSUVの設定があります。さすがにフェラーリは無いかな?
だいたいSUVと言えば巨大なイメージで、例に漏れずこのレヴァンテも2.3トンを超える車重に5mの全長、198cmの全幅とキョウーレツであります。
さらに今回は、ディーゼルです。もはやマセラティのイメージがしないのではありますが、さて実際にはいかに
ゴージャスな車内の下側、リンクコネクターに接続
では中身を見てみましょう
チェックエンジンが点灯していました
マセラティを選択
レヴァンテを選択
3.0 V6 ターボディーゼルを選択
インジェクションを選択したら、接続を開始
すると
こんなんでました。ストレートな内容です。
あまりにストレートなので、まず部品を交換して様子を見ることに
これが10日でありまして、既にマセラティジャパンは夏休み前の注文を打ち切っていた為に、部品が来るのは23日とのこと
ずいぶん先だなー
エンジンルームはかように
巨大なディーゼルエンジンを湛えるエンジンルーム
おおっ! これは作業しやすい所にある!
珍しいぞマセラティのクセに。本当にマセラティか??と思う程です
しっかし5年6万キロでサーモ壊れるかね
さて予定通りにやってきたサーモ
もちろん、正規品。だから割引なんて10%。
上、古いの、下、新しいの。
同じ向きで撮影すればよかったな。でもなんとなく上の方が縮んでいるのがわかりますね
で、新しいOリングを入れて戻します
さて、冷却水を入れたら試乗です。
やっぱりマセラティ。ディーゼルとは思えない走りです。
速いしラグジュアリーだし。人気も頷けます。
再び接続して故障コードを消します。
消します
はい、完了しました。
いろいろなクルマが入ります。お困りになった際にはお気軽にご相談ください。
ただ、MPIでは以下の作業はお断りしております。
お客様のお持ちの部品を取り付けたり、お客様が購入する部品の取り付け及び修理
これらは引き受けかねます。
こんにちは。
M156を筆頭に新世代のマセラティの入庫が増えてきましたね。ついにレバンテも入庫ですか。最近はスポーツカーメーカもSUVにこぞって力を入れていて、本来のスポーツカー(クーペ)よりもSUVの販売が主力なんじゃないってメーカーもちらほら。フェラーリもプロサングエっていうV12エンジンが載ったSUVありますよ。でもクーペの方が絶対カッコいいと思うんですけどね。
レバンテディーゼルのエンジンの整備性がマセラティらしくないのはマセラティ製ではないからです。マセラティのV6ディーゼルはディーゼル老舗のVMモトーリ製ですよ。確かクライスラー300のEU版だった新星ランチアテーマのディーゼルも同じエンジン屋だったかも。だから側はマセラティだけど、中身は別物と思った方がいいかもしれないですね。
やっぱりマセラティ製のエンジンではないんだあ。新しい診断機を導入していたので良かったです。レバンテ以降というか2019年以降はどうやらセキュリティゲートウエイが施されて、従来の診断機じゃ、サービスリマインダーのリセットすらできないようなので、時代がまた変わったんだなあと思わざるを得ない感じです