Regeneration Part1

日本では足回りのリフレッシュを行う人は、一部のクルマ好きに限られているように、部品のラインナップもそれほど多くありません。
まして、旧いイタリア車となればなおさらです。
今回は155のサスペンションのリフレッシュです。

ビルシュタインは昔からエナペタルの功績によって、リファインやリビルトできるのは知られております。
今回はKoniのショックです。これもFETによってオーバーホールしてくれるのです。

毎回おなじみの35ナンバー、すなわち新車からずっと乗られている155。

ショックアブソーバーのオーバーホールを行うために分解します。
モンローのショックは、O/Hには2-3週間の納期とFETから打診があったので、やむなく一度、別部品で組みなおして出庫し、出来上がったら再び交換する手間のかかる内容になりましたが、サスペンションなどの部品が全くついていない状態のクルマを長期間預かるようなスペースはないので、このように部品を用意してもらいました

バネは純正のバネをお持ちだったので、それを組んで使います

次回Koniのショックに戻す時はアッパーマウントは交換するようになります。

シャフトもキレイですが… ステアリング関係もあまりよろしくないので、それも部品を取りそろえます

しかし155の部品も揃えるのが結構な手間になってきました

反対側のアッパーマウントは外すと同時にバラバラになってしまい、ボールが望みを叶えた後の龍のようにどこかに飛んで行ってしまいました

なので、飲茶や烏龍茶などは飲食しませんでしたが、全部探し出…. せませんで、すいません、1個だけどうしても見つからず望みを叶えてくれる龍は現れずじまいでした

そしてどうもハンドルセンターがだらしない感じで、音はしませんが、タイロッドにガタがある事を突き止めましたので、それも次回までに部品をそろえる事になりました

やはりせっかくショックを新しくするので、その辺りもしっかり整備したいところ

もちろんリアも作業します

きれいな下回り

そしてクルマはいったんユーザーに。ショックアブソーバーは前橋にあるFET(正確にはアサヒライズ株式会社FET事業部:合併して現在はこのような名前だそうです)に送ります。

次回に続く

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