New Rosso Alfa
現在修理中のジュリエッタ、これはMPIの在庫車です。
外装がひどかったので塗装しているのは以前書きました
いよいよ、塗装の段階になりました
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以前にも書いていますが、塗装作業の中でもこればかりはセンスと技術が問われるマスキング作業
とても時間と副資材と呼ばれる、テープやマスキングペーパーを湯水のように使います
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どこまで見えて、どこまで見えなくなるのか?
どこまでマスキングすれば良いのか、見えないようにするにはどうやるべきか?
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それを考えながら作業を進めます。このクルマはまだマスキングしやすい車種だと思います
それでも丸1日近くかかってしまいましたが、僕は特に時間を優先しないので、このペースで作業するのです
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特に大量の塗料を載せるスタンドックスの塗料は、しみ込んで旧塗装膜の攻撃を防ぐために塗装パネルと隣接するマスキングパネルは2度マスキングします。
また、静電気対策のために、炭酸カルシウムを使うマスキング部分は再度紙のマスキング材で巻きます
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マスキングが終わったら、徹底した脱脂作業をします。脱脂が終わったら10分くらいあちこちエアーブローします
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このニューアルファレッドと言う色には、妙に小さな赤い原色を使うのですが、この小さい500cc入りの缶の塗料、一つ26000円もします。今回はそれを54%の割合で作ります。
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ゴージャスな塗料はこちら
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オーカーがかなり多く入ります、それでも31%、そして高価なクランベリーレッドを56.8% あとはブリリアントマゼンダ、ルビンレッドが入ります。ほとんど真っ赤です
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400g作りました。もうこれだけで万を軽く超える塗料です。恐ろしい…
これをSATA社製JET4000HVLPで吹きます
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一生懸命塗装したので、前後の画像がありません。クリアーを塗って65℃で20分ほど焼きました
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今回、クリアーはVOCエクストラクリアーを使っています。高価ですが性能がとてもよく美しい仕上がりを期待できます。
![](https://mpi-bp.com/wp-content/uploads/2024/04/RIMG0157-1024x768.jpg)
強力な平滑性能と贅沢な光沢です。外国製クリアーらしい強靭さも持ち合わせていますが、劣化の防止のためにカラーにもハードナーを仕込んでいます
![](https://mpi-bp.com/wp-content/uploads/2024/04/RIMG0159-1024x768.jpg)
![](https://mpi-bp.com/wp-content/uploads/2024/04/RIMG0161-1024x768.jpg)
まずまずの仕上がりで、次のステップに進みます