Judas Priestの3年間のライブ4選
このところ、ジューダスのライブをよく聴いています。
以前にも書きましたが、ドラムにレスビンクスからデイブホーランドにスイッチしてからの時代です。
怒られちゃいますが、ジューダスのライブを見れば見るほど彼らのキャリアのピークはDiffender of the faithの初期までかなあ?と僕は思います。
個人的にはスコットトラビスが終わらせちゃったのかなあ?とも思います。
何しろ彼が入ってからのジューダスはちっとも面白くない
レーサーX時代はそれなりに好きでしたが
デイブホーランドは派手さもないし堅実なプレイなのですが、バンドにぴったり合っているのです。
ちなみに同じような事がAC/DCにも言えます。フィルラッドと言うドラマーは実に素晴らしい。シンバルワークとシンコペーションだけで飯食ってます。
しかし、他の誰が叩いてもまるでそぐわない、AC/DCサウンドの要と言っても過言ではないでしょう
1979年10月17日 シアトルコロシアムアリーナ
1980年7月5日 ニューヨーク カルドローネコンサートホール
1980年8月16日 ドンニントンパーク
1981年5月8日 シカゴ インターナショナルアンフィシアター
となっています。
1979年10月のシアトル公演でのセットリスト
- Hell Bent for Leather
- Delivering the Goods
- Running Wild
- The Ripper
- Beyond the Realms of Death
- Diamonds & Rust(Joan Baez cover)
- White Heat, Red Hot
- Sinner
- The Green Manalishi (With the Two Prong Crown)(Fleetwood Mac cover)
- Victim of Changes
- Genocide
- Encore:
- Starbreaker
- Encore 2:
- Take On the World
- Tyrant
レスビンクスが抜けて間もない頃の公演ですから、Killing Machineツアー中なハズ。
すげえ懐かしい曲が多く楽しませてくれます。
サウンドボード録音と思しき内容です。
上の画像にはレスが写っていますが、実際には9月1日からデイブホーランドにタッチしていますので、ここでの演奏はデイブホーランドだと思います。
技術的はレスビンクスの方が上なような気がしますが、このバンドにはデイブの方がいいですねえ
続く1980年7月5日の公演
- Hell Bent for Leather
- The Ripper
- Running Wild
- Living After Midnight
- Sinner
- Beyond the Realms of Death
- You Don’t Have to Be Old to Be Wise
- Victim of Changes
- Grinder
- Steeler
- Genocide
- Tyrant
- The Green Manalishi (With the Two Prong Crown)(Fleetwood Mac cover)
既にブリティッシュスティールツアーになっていますのでかなりデイブ色が強い構成です。
このあたりから例のモンスターズに寄せたステージになっていたのでしょうか?
それとも単なるツアーの通過点でしょうか?
そしてあの歴史に残るフェス、モンスターズオブロック。ドンニントンのレース場で行われたライブに参加します
- Hell Bent for Leather
- The Ripper
- Running Wild
- Living After Midnight
- Sinner
- Beyond the Realms of Death
- You Don’t Have to Be Old to Be Wise
- Grinder
- Victim of Changes
- The Green Manalishi (With the Two Prong Crown)(Fleetwood Mac cover)
- Encore:
- Tyrant
やはり7/5のライブに比べるといくらか曲数は少なめ
しかし不思議なのはこんなにおおきなフェスなのにちゃんとした音源が今日に至ってもありません。
ブートの多くはオーディエンス録音です。
もともとモンスターズはポリドールの主催だったからソニー系だったジューダスには塩対応だったのでしょうか
確か、サクソンはもちろんのことエイプリルワインやタッチですら音源はオフィシャルブートのような物があったように思います。
この日のジューダスは本当に演奏が良いんですよ。ロブも実に安定しています。
その後、Point of entryなるアルバムを出して酷評を受けます。
かなりアメリカナイズドした内容がファンの反感を買います。個人的には良いアルバムで、ある意味ブリティッシュスティールの延長線上にあると思います。
ジューダスは自分から北米に寄って行ったサウンドを作るのですが、その作品よりもよりヘビーな内容のScreaming for vengeanceで一気に火が付くんですが。それはこのライブの1年後です
- Solar Angels
- Heading Out to the Highway
- Diamonds & Rust(Joan Baez cover)
- Troubleshooter
- Breaking the Law
- Sinner
- Beyond the Realms of Death
- Grinder
- Hot Rockin’
- You Don’t Have to Be Old to Be Wise
- Victim of Changes
- The Green Manalishi (With the Two Prong Crown)(Fleetwood Mac cover)
- Hell Bent for Leather
- Living After Midnight
ワールドワイドブリッツツアーって名称だったのですね。読みにくくてごめんなさいね
この頃になると他にもFM音源の物が出てきます
同じ1981年の7月22日のニューヨークパラディアム公演
6月21日のシカゴ公演
14才だった僕に教えてあげたい。こんな音の良いブートがあっただなんて。まあ、とんでもない値段になっていただろうけど
聴き比べると面白いです。すこーし演目が違ったりして