Crack open a door of defect. Then you know soon.

ついに最終章のカングー、僕らはここまで1か月を擁してしまいました。
早速、ECUを交換します

ECUを交換することはさして難しい事ではありません。こんな場所にありますから

問題はUCHと呼ばれるボディコントロールモジュールです。このユニットの中にカギのイモビ情報が入っています。
UCHとエンジンECUとカギのトランスポンダーがそろわないと絶対にエンジンはかかりません

しかしこのUCH、取り換える事は大変です。
ダッシュボードの中にあって、ダッシュボードを外さないとアクセスできません
そうです、再びダッシュボードを外します

かなりうんざり気味のイナリくん

かなり乱暴な画ですが、しょうがないのです。どうか大目に見て….

これだけの配線とカプラーがあるのですから

カギのイモビチップも交換します。

そして全部組む前にクラッチが入るか試運転をします。まずは大前提として、エンジンが掛からなければなりません

見事にクラッチがつながって冷やし始めました。低圧パイプの冷え方も申し分ありません
ついに1か月半に及ぶ旅は終わりを迎えるのでした。

と、思ったら、全て正常に機能するのかと思えば、キーレスが効きません
原因が全く掴めません。

さんざん点検すれども、普通に走る事や、シフト前にある集中ドアロックボタンを動かすと普通にドアロックが作動します。
しかし、ドアロックには反応してくれない。
結果から言えばキーレスの電波が出ていないのではないかと…

周波数探知機を買いました。アマゾンで3000円くらい(笑)

そしてこれで見ると

はい、キー側に問題ありの瞬間でした

この430khzは日本の電波法で使用が許されておらず、多くのメーカーが313khz帯を使っております。
カングーは本当は430khz帯のキーレスがあるのですが、あえてそれは使わず、コブラキーと呼ばれるリモコンで操作する仕組みです。
キーを開けて、その中の基板のバッテリー。ボタン電池。これの接触を確認して見ます。

そしてついにその瞬間が来て今度こそ、長い作業を労うエアコンの冷たい風に当たり、旅路の終わりを実感するのでした。

しかし、カングーの仕事多いなあ~

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