ABSがよろしくないようです
僕の住む町の大先輩のBMW325
E90は僕も先代E46と並びむちゃくちゃ触ったなじみの深い車種ですが
さすがにめっきり減って、なかなか手にすると言うか整備する機会が減ってきました
今回はABSの警告灯が点灯してしまった事例。
ご存じの通り、ABSの警告灯が点灯してしまうと車検に合格できませんので、乗り続ける場合は絶対に直さないといけない項目です。
しかしいつも行っていたディーラーは40万円を大きく超える修理費用の見積りで、なかなかつれない様子
そこで僕に相談があったわけです
いやー、久しぶりのE90
久しぶりのABSのトラブル。
これはかなりおなじみのトラブルで、診断機をつないで
このトラブルコードがある場合、修理が可能な事が多くABSを修理してなお、交換する場合に比べてはるかにリーズナブルに修理ができます
ABSのハイドロリックユニット(BMWではDSCユニットと呼ばれています)を取り外して
専門業者に修理に出します
ユニットを取り外すとブレーキフルードがどうしても滴ります
ブレーキフルードは塗装面につくと塗膜を溶かして、サビの原因を作りますので、水で流して中和します
取り外したユニットは専門業者に送ります
数日後、修理から戻ってきたユニット
明らかに開けた跡があります
取り付けます
ブレーキシステムのエア抜きをして
規定量までフルードを足したら出来上がり
納車となりまーす
まだまだ現役のE90。名車ですねえ。アルファロメオなんかで慣れていると、FRセダンとはさもありなん
やはり素晴らしい名車の系譜をいやと言うほど味わうことになるのでした。