あわただしい土曜日
MPIは土曜日があわただしくなることが多いですが、先日はちょっと変わったことがありました
その前に少しそれまでの流れを
水曜日に殆ど修理を終えたミトを試運転に駆り出して問題がない事がわかり
いよいよお返しの日が近づいてきました
まず先にエラーコードを消しておかないと
このミトは面白いクルマで、組み付けてエアバッグなどを取り付ける前にガンガン試乗して
もちろん、エアバッグ警告灯がまぶしく点灯しておりましたが
エアバッグを元通り組み付けると、なんとエアバッグランプが消えています。
もう多くの、と言うか殆どの国産車、輸入車関係なく、一度エアバッグランプが点灯してしまうと診断機で消さないと消える事はなかったと思います。
エンジンチェックなどの他の警告灯は結構消える事はありますが、エアバッグが消えた事はこのクルマが初めてかもしれません。
しかし、必ずECUはその事実を覚えているので履歴は必ず残っているはずです。
それを消去します
やはりこのように履歴が残っておりました
そして、当初から入力があったABSの情報
今思えば、これがパワステモーターの不良を訴える信号の一つだったのかなあ?
これを押したら「Done」です
そしたら返す刀で
エラーが消えて、新たにプレゼンスが無いかスキャンします
OKです。
さらにもう一つ
これを行わないといけません。
このようにして、納車当日になったのですが、ご本人は用事で来店が叶わず、来た時と同じくレッカーで陸送されます
ところがこの日、午前からこちらもパワーステアリングの不良でレッカーによるバルケッタの入庫が…
もちろん、この時代は油圧パワステなのでモーター云々は関係ありませんよ。
そして何より、この運んできたレッカー屋さんはなんと、保険会社から依頼を受けて、ミトを神奈川まで持っている業者さんでもあると
バルケッタを降ろしてて、そのままミトを積みます
そのまま神奈川県までいってらっしゃーいなのでした。
持ってきて、載せて帰る。これは初めてのケースですね。