シトロエンC3の修理 苑3
ちょっと間が開いてしまいましたが、進めます
PSAグループ。今はステランティスグループになるのでしょうか。どこにもストすら見当たりませんが案外その辺はのんびりしているシトロエン
まあ、なんだ、良く見る八つ頭みたいな、コントロールドサーモスタット。
なぜこんな物が壊れるかなあ
コネクターも同時交換。
これの取り付けがやっかいなのですよ
このごちゃごちゃの滝の向こう側に取り付けます
とにもかくにもこの部分を飲み込ませる事が大変なのです
入った図。画像真ん中の銀色のピンが最も難しいピンですが、このクルマに関して言えば、DS5やプジョーなどのクルマに比べればはるかに簡単です。とはいえ、1時間はかかりましたが
サーモさえ付いてしまえばあとはこっちのもん
ガシガシホース類を組んでいきます
ターボが無いだけでずいぶん違います
よくよーく取り付けなどを確認しながら組み付けます。
おつゆを入れます。スーパークーラントも50%希釈
エア抜きはサーモについている部分から
ここからは診断機を繋いで数値を見ます。画像が汚くてすいません
水温は95℃ サーモのセッティング0%!
さらにアイドリングを続けます
水温104℃ サーモ1%から水温も上がってきます
このあたりでサーモの動きが大きく変わって一瞬ですが90%台になりました
すると、電動ファンも回転します。
冬ですからあっという間に水温が下がり
電動ファンも止まります
この日は夜も遅い時間なので試乗は翌日です
翌日になり試乗を進めます
サーモがつかさどるほかの機能もチェック。エアコンや水温
ファンも正常に機能して、問題が無ければ納車です。
長~く預かったのに作業は3日だけでした、ごめんなさい
新車から乗られているクルマは可愛がってもらっていて本当にいいです。恵まれています
好きそうしているワケではないでしょうが、国産ワンボックスカーなどでカークラッシャーな奥さんがボコボコにして、趣味とは対極にあるクルマ。大事にしたくても大事にできないのです。
全てのメンテナンスにおいて安い安いを標榜して、2年に1回のオイル交換でガソリンスタンドで車検をして、ティッシュいっぱいもらって喜んでいるご家庭のクルマなど本当にかわいそう
個性の塊のシトロエン。素敵ですね。
是非、末永く大事にしてください。