ふと気づいた、なんだこれ?

MPIでは日常的に部品が海外から来ます
今や、いたく個人輸入は当たり前になり、この国際郵便物課税通知書はご覧になった諸兄の皆様も多い事かと思います。

僕は長くこの仕事で輸入業務をしていますが、この課税通知書について疑問を持った事がありませんでした
しかし、ふと思ったのです。これってどこまで信用できるのかと

自動車部品なので、関税そのものはかかりませんが、国内消費税がかかります。

ここから先はシッパーさんの国の事情やその人個人の都合などによりますが、通常、VAT(日本の消費税のような物品税とか、付加価値税)は輸出される物にはかからないハズなのですが
VATを入れて請求される事のほうが多いです。ドイツなどは手馴れていてVATを最初から入れてこない業者も多いです。

僕も以前、シッパーさんにVATは取らないものでははないかと言ったことがありますが、なかなかそのネゴシエーションは難しい物です。また、彼の地での納税義務者の状況にもよりますので、もう最近はあまりとやかく言わないことにしました。

とはいえポーランドなどVATが23%もあるので、結構堪えますが。
で、今回の話と何が関係あるかと言いますと

インボイスには商品代金のほかにVATと送料が載ってきます。
課税対象が、その全てにかかってくるのです

電話して聞いてみました。

すると、輸出する対象物に対してVATはかからないというのは共通の認識ですが、インボイスに載ってくると、それも全て課税の対象とのこと
もうまるまるかかってしまうのです。

ちなみに裏面には、この税金に疑問のある方は納税しないで、税関までその旨を告げろという但し書きがあります

いやいや、払わないと商品受け取れませんから、それの方が困っちゃう。

いままで25年以上輸入してきたのだから、間違って課税するとは思えませんが、なんだかなあ。
円が安いとそんな事まで考えてしまうのですわん

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