Failure Occurred
11月の頭に納車したワンオーナー1万キロのルノーカングーが、あられもない状態で帰ってきました
なんでなんで~?
ユーザーの訴えでは、例のアレではないかと
リバースで突然動かなくなって、ギアはスカスカだと。
再び、工場に鎮座ましまして、点検をすると、なるほどギアがスカスカです
自動車をジャッキアップしてどんどん奥を見ると
例のカバーにたどり着きます
ここを外してくださいと言わんばかりの
ここ掘れワンワンと言われて掘らない手はありません
ATセレクターの真下に来ました。
外すと、プレートの上にはお供え物が
上を見上げると、完全に外れています。
チェンジロッドが完全に外れているのです。
そのプレートにあったお供え物は粉々になったストッパーブッシュです
この社外ブッシュを入れて
シリコングリスを塗って元に戻します
なんか今回のブッシュ、少しゆるいのだけど大丈夫かなあ?
ダメとなっても、ロッドASSYを交換するのは少々馬鹿馬鹿しいですが
外した部品を元に戻したら出来上がり
しっかり試乗を繰り返して、異常がなければ出来上がりです。
おつかれさまでした。
距離の短いクルマでも等しく、夏の暑さに、冬の極寒に晒されるので、こういったトラブルはやむを得ないでしょう
備えようがないのでこれは、これで対症療法だけですね。