Radio wave rhapsody
今日はこの147の
スペアキーレスを作ってもらう為に、毎度おなじみキーテックアイさんに来てもらいました
で、前回来て貰ったときに、ヨーロッパの輸入元に用意してもらったキーレス基盤が、どういうわけだか、カギと言うかリモコンが登録できず、今回は中身をクリアしたキーレスの基盤を違う物を用意して、再度チャレンジの巻
しかし…残念ながら今回もFailed
おかしいなあ。そんな事ありうる? 2個ともダメなんてこと
部品はe-perで車体番号から入れたものだから間違いないかと…
でもe-perには2つ部品番号が出て、一つはJapanと出ていました。
しかし、その番号は全く部品が出てこなくて、もう1つの番号は普通に出ました
♪なんでだろー、なんでだろー? とはそれほど思わず
もう1つの番号のものを手に入れていたのです
もはやレシーバーに問題があるのか??
と思ったときに、キーテックの田中さんに、同じ147のほかのカギがありますって言ったら、貸してくださいと。
板金作業している同じ年式の147のキーを持っていくと
なんとなんと、周波数が違うのです!
僕が一生懸命、手に入れていたのは、部品番号71736347のコード2のキーです
これは433MHzですが、作業していた147はなんと315MHzだった事が判明しました
前に登録に来て貰った時も周波数合ってます?って聞かれましたが、e-perで調べたから間違いねえっす
と自信満々。しかし実際には違っていたのです。
早速手持ちの別のキーレスを登録してみると、中古でもしっかり登録できました。
防犯上の理由から、あまり多くの画像などは載せられませんが、カギを作ってもらっている間にちょっと他のものを試してみました
お客さんのカギまで出してきて、端から周波数を見ると
左からアルファ166、プジョー5008、マセラティクーペ、アルファブレラ
なんと、マセラティを除いて全て315MHzでした
なぜかマセラティは433MHz
どうもここには日本固有の電波問題があるようです。日本国内でのキーレスの周波数は315MHzが主流らしくて、日本以外の国では433MHzが主流で、315なんて殆どないようです
だからキーレスも315MHz帯はすぐに生産終了するようです。
そんなところにも日本らしさが…
ちなみにこの画像、何をやっているかといいますと、コードカードの番号にエレクトロニックコードとメカニカルコードと2つあるのですが、そのメカニカルコードの番号を入れるとこの機械が、勝手にキー溝を彫り始めてくれるのです。なんて優れもの
ちっさいNCフライス盤なのです。
かくして新しいカギは出来上がったのです。
多少お金かかりますが、なくしてしまった人、新しく作りたい人、ご連絡ください。
イモビの登録もOK。詳しい方法は書けないけど(笑)