勝利のクラッチ
クラッチ交換のフィアット500、その第3段

無事にトランスミッション本体がクルマに戻り、一安心。こう書くと1行ですが、大変なんですよ。危ないし
シール材を塗ってセレユニットを戻します。さりげなくレリーズフォークの新品レバーが存在をアピールしています。

そこからずっと、ひたすら組み付けの長い旅です。ああどうかもう故障しないでねっと念を入れて組み付けます

帰る時にはこの通り。イナリくんは作業スピードが速い。言うなれば彼はスローハンドなのかもしれません

翌日は交換したクラッチの調整から始めます
診断機を接続して調整します


クラッチを交換したのでその部分だけ調整します

指示に従い、先に進めると

クルマが勝手にクラッチを調整し始めます。

こうして完全体になっていくのです。しかし、診断機が無いと何も出来ませんなあ

完璧です。これを持って、残りを組み付けて、試乗を繰り返します。

いろいろなシチュエーション。連続した坂道、コインパーキング、渋滞、ストップアンドゴーを経験して尚、実にしっかりした
トルコンAT車のような走りになり、問題が無くなった事を確認の上、納車になります

愛されている車は良いですね。ご利用いただきありがとうございました。

そしてリフトにはもう次の大作業のクルマが分解されていきます

この続きはまた次回。

