ブレラを塗装 その1
今現在、僕はブレラの塗装にかかりきりです。

フロント周り、およびフロントバンパー、そしてリア周り及びリアバンパーです。
僕自身が塗装作業を全て行うのですが、分解などはイナリくんに手伝ってもらいます。
何しろ、僕は
オークション仕入れ出品担当
メール、電話など問い合わせ関係担当
部品の発注や特定、部品探しなど部品全般担当
見積り、請求、支払い、入金管理など経理担当
来店したお客さんのエンターテイメント担当
さらに
診断機による作業担当
イナリくんの助手
そして
鈑金担当
塗装担当
となかなかハースケなんですよ。ぼくのお友達の、座間のTJさんは、大きなボディショップの社長さんですが
もう長い事スプレーガンは握っていないと言っていました。社長業が主になってしまうのです。
むちゃくちゃ上手い人なのに
かくなる僕もそうなりつつありまして、鈑金関係は異様に時間がかかる傾向にあります。
それでも僕自身は実作業こそ生きがいでありまして、できるだけ作業はしたいのであります。
でもね、商売柄オイルやグリスの付くような仕事をした日は、できるだけ塗装に関わり合いたくないんですよ。
そんな事言っている場合じゃないんですけどね。

既にリアバンパーは外されています。
リアバンパーは傷みがひどく交換となります。
新品は手に入らないので、中古となるのですが、中古のバンパーほど修理が金額に見合わない物はありません。
たいがいキズだらけですし
そして前周りは必ずと言って良いほど飛び石があります。
飛び石は走行距離に比例して多く付きます。それを完全に取るのはちょっと難しいんです。総剥離と言う手もありますが
いかんせんコストがかかりすぎます。

こんな風に地金まで出すケースがほとんどです。

ちなみにいわゆる10円玉パンチや、劣化でチョーキングやクラッキング、ブリスターなどの多くは普通にサフェーサーで止めるのは難しく
多くの場合は地金まで露出して、しかるべき下地を作ってから塗装をしないといけません。
特に昨今の異様な暑さや、強い紫外線に負けない強度の塗装膜を作らないと、世にも恐ろしい再塗装が待っています。

