159SWの修理その1

以前よりエンジンチェックランプが点灯して、アイドリングの不調を気にしていらしたユーザーさん。
今回はその修理でいらっしゃいました。
ご近所の修理工場で見てもらったエラーコードは、こちらの診断機で出したコードと全く同じ
消さずに残してくれたのがありがたかったです。解ってらっしゃる。

結果的にタイミングチェーンの伸びではないかと言う診断結果に。
これだけ見ると僕もそう思いながら、お預かりしてみました。

余談ですが、159のタイミングチェーンの交換は、以前より強烈に部品代が上がり、以前のように軽い気持ちで交換作業を勧める事は難しくなりました。
今回、部品の見積りしていて、特に高額だったのは、カムスプロケットを含むバリエーターでした。
しかも既に生産中止で、どちらか片方のスプロケットは既に手に入らず。
金額にはかなり驚かされましたが、クルマに乗って試乗すると2度びっくり。

ー調子が悪くないー

通常、チェーンが伸びてアイドリングが悪い場合、警告灯を消しても常に調子が悪く、しばらくすると再び警告灯が点灯します。
しかしこの159は、乗ると実に普通にアイドリングします。
まあ、多少のラフアイドルはあれど、到底チェーンが伸びている車の調子悪さじゃありません。
またガイドやテンショナーの不良が見られれば、もっとはるかに音が大きくなります。
つまり調子悪い時と、そうでもない時があるという事です。

どちらかと言うとトランスミッションのクラッチの方が悪く乗りづらいです。試しにセレのキャリブレーションをしようとすると
調整に失敗しましたと毎回、クルマから調整を蹴られて、調整ができない状態。

なんで??

それもそのはず、クルマがブレーキペダルの踏まれたり放したりを認識していません
実際に踏んだり放したりしているのにステータスが変わりません。

まずはブレーキスイッチの交換が決定。

また今回、入庫したもう一つの必要性は今年の春に作業したガソリンホースのリコールです。

このメッシュホース、交換したらガソリン漏れを起こした他の159と同じ物を使って修理しました。見た目の割にダメなホース。こいつを交換する為です。
本当にネットで見つけた商品ってダメですね。買わなきゃよかった
さすがに時間が経っていないので、傷みは少ないですが、結果を待つより違う物に先回り

さらに重要なのは、スパークプラグです。気筒内直接噴射、言うところのダイレクトインジェクションのクルマはスパークプラグとオイル交換が命ですから
見た所かなりよろしくないのが付いていたので交換と相成ります。

また健全な火花を下支えするIGコイルも同時に交換します。

うんと良くなりましたが、未だ警告灯は点灯します。

さらに深く追いかけます

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So far many pleasure with them.New!!