ジュリエッタのタイミングベルト交換
ジュリエッタなどの僕的にかなりモダンなシリーズも続々タイベル交換時期です。

ミトもそうですが、ジュリエッタの1400、ダウンサイジングターボで、エンジン小さくても速いんです。
楽しいエンジンです。

エンジンマウントやラジエターサブタンクを外して作業します。
分解してみるとああ、ちょうど交換しごろですねえ。焼き菓子でこんな表面のヤツありましたよねえ

フィアットお得意のマルチエアエンジン。

一見SOHCですが吸気カムは無いんです。エキゾースト側のカムにバルブを押す山とは別にポンプを押す山があって
そのポンプで油圧を作るわけです。あとはその油圧を使ってバルブを動かす機構を動かしてバルブを動かす。
その機構がカムのプロフィール代わりになって、ハイカムもノーマルリフトも自由自在。なんと優れたシステム
もちろんウオーターポンプも交換

どういう違いがあるのか知りませんが、エンジンマウントは対策品と呼ばれる物を使用

ウオーターポンプはお得意のプラプロペラから金属ペラに

問題のタイベル、結構なひびが入っています。

削れてヤマも低くなっているのです

ドライブベルトもこの通り、あみだくじ状態。こちらもちょうど替え頃

スペースも十分、過去のV6などと違って、かなり整備性は良くなっている模様。

新しいマウントを組んだら、今までより長いボルトが必要になります。

そのボルトを巡ってひと悶着ありましたが、それはまた別の機会に