テーマの修理に臨んで
土壇場で結局、修理せざるを得なくなったテーマ。
何とか部品を集めました。納期ぎりぎりいっぱいです。

オルタネーターはインタースペアーズ。と言ってもかれらも仕入れ元があって、この手のレア物は決まってあそこが出て来ます。
〇ジェネです。基本的にあそこの商品は信頼できないんですよ。なので、ハナから疑ってかかったら案の定、このままだと2-3mmくらいベルトの位置がずれそう
プーリーを外すと古いほうにも新しい物にもカラーが入っているのですが、新しい物に古いプーリーを付けて、ワッシャーを入れてナットを締めようとすると、シャフトのねじの部分が短くてナットが掛からない。やむを得ず、新しいプーリーそのままで一番外側の溝を残す、カングーのようなベルトレイアウトで取り付けることにしました。こんなのダメだわ。と言いたいところですが、他に替えが無い。
あの時もそうだったな。替えが無いから他の部品を使えない。全くトラブル多し。

それに比べてリビルドコンプレッサーの仕入れ元は実に素晴らしい。まず間違いがありません。
本当に信頼できるパートナーです
しかしどの部品も取り付けが大変です。

オルタネーターはブラケットにスライドスルカラーが無く、まるで位置が変わってしまうので、何度もシムを入れ替えて位置を調整し、古いプーリーを取り付けて何とかしました。これを世の中では現場合わせ、と言います。出来の悪い部品などの為に使うコトバととらえてもらってよいです。

さらにエキパンとレシーバータンクを交換します。


僕がレシーバー周りを作業して、イナリくんがコンプ周りを作業します

苦労の末にエキパンを外しました。

そして交換しましてですね。今回はこれだけではなく。

コンプがR12、134a療養のオイルが封入されているとのことで、思い切って134のレトロフィットとしました。

なにしろ1.2kgもR12を入れるのでいくら何でももったえない。と言うよりR12ガス6本って今だといくらになるんだろう1本5000円くらい?
134aのガスだってどんどん値上がりしているのに、12のガスなんて末恐ろしい。

芝ラーク真空引き、そして放置で

深夜帯に入ってきてやっとガス注入💛

おお、良く冷えます。エバが近くにあれば更に低い数値になっただろうなあ

オルタの発電量もまずまず。

翌日の朝、もう一度見てみます。コンプの状態はサイコーです。

低圧パイプはこの通りびしょびしょ。車体下側にもエバポレーターからの結露水がじゃんじゃん出て来ます。

最後にガス漏れが無いか確認してみます。

もちろん2つのレンジで確認しましたが、全く問題なし。
さて、納車です、
せっかく洗車してきれいなのに画像撮り忘れちゃった。