サーブ9-3のラジエター交換
あれこれ見てみるも、安全にラジエターが外せるように思えず、早くも白旗状態

おとなしく分解するのですが諦めがつかない

結局こんなお姿に…

しかしこのクルマ、実に面白い構造してます
ラジエーターのようなモノが3枚。いやいや、前からクーラーコンデンサー、インタークーラー、そしてラジエターの3枚構造。こんなん見たことない。

思えばサーブと言うクルマは面白くて、かつてサーブ900を初めて修理したとき、ボンネットフードオープナーを引いた時は、大慌てでクルマの前に走った思い出がよみがえります。
他にもすごい位置にオルタネーターが付いていたりとオリジナリティのかたまりでした

これが今回の仕事の元凶。プラスチックのストッパーに日々が見えます。

ここまでばらせばあとは簡単

車体下側のエンジンマウント。これがまたデカイししっかりしているしで大変にすばらしい。到底壊れなさそう。
かつて、ヤナセのT課長が、サーブは中身GMだからなかなか壊れなくていいよ~なんて言っていたのを思い出します。

ATFのクーラーは国産車と似てラジエター一体式なのですが、久しぶりにこの留め具見ましたね。
これはパイプの周りに挿してスプリングを拡げる専用工具があるのですが、ウチのはどれも合わず、結局直接スプリングピンを戻して脱着します。

おそらくは日本の在庫のラス1ではないかと。これはロジャーさんに相談したら、見つけてくれました。さすがであります。

どんどん元に戻していきます。同時にエアコンのシステムを真空飛び膝蹴りします

エアコンガスも規定値通り入れます

出来上がりました、あとはしっかり試運転します。

よかばーい?
